犯人はシンクイムシ | みさきのミニ盆栽遊び

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我が家の新芽が枯れた黒松に
シンクイムシがいました
てっきり病気かと思っていましたが
虫では?のご指摘を受け観察したところ
1本の幹に虫がいました
他の木には発見できませんでしたが 
すでに成虫になったんでしょうか
これまでマツノミドリハバチには何度もやられましたが
シンクイムシは初めてでした

(虫画像あり↓)

枯れた新芽の中には


虫はいませんでしたが


この矢印の松の幹に

虫が隠れていました

シンクイムシです


よく見るとミニ松にも穴が


この棚で10数本やられました

殺虫剤、殺菌剤はやはり大事なのですね
ただ、枯れた所から2番目が吹くので松が枯れることはないと知りました
良かったです
コメント頂いた皆さまありがとうございます

今回結果的にシンクイムシに芽切りされました
シンクイムシに食害されたことが
黒松の短葉法の発見になったことが
大樹園さんのホームページに載っていました
失礼ながら引用させていただきます

「短葉法を教えてくれたのはシンクイムシでした。
昭和12年頃大樹園でも蔓延し甚大な被害を受け、食害により新芽が枯れている黒松の無残な姿に嘆いていました。しかしある日、虫に食べられた部分に小さな脇芽が吹いていることに気づき、二番芽の成長を見守っていました。秋になってみると、虫に食われなかった新芽の葉は長く、それと比較して二番芽の葉は顕著に短くなっていることに気づいたのです。
こうしたシンクイムシの被害にヒントを得て、人為的に芽を切ったらどうなるかと考え、その翌年、枯れてもいいという樹を犠牲にするつもりで全面的に芽を切ってみることにしました。その結果、予想外に結果がよく、これ以降芽切りの研究を続けていきました」
鈴木佐市氏の短葉法の発見です。