本当の「夫婦の愛とは」 | あさりの砂出し2011~

あさりの砂出し2011~

夫の不倫、そして秘密…
衝撃はすべて自分が自分らしく生き
幸せを知るためだった。

今が一番幸せ、きっとみんなそう言えるように
生きられる。

とか、

 

「再構築とは」とか

 

「自分軸とは」とか

 

いろいろな方がいろいろな「定義」を提示されていて

 

 

こうしたら、このように「本物」の○○を手に入れられるのです、

 

と「成功例」も並べられていて

 

 

それで、

その定義とずれているから

わたしはできていないんだ…

こんな素晴らしい「成功」を収めた方々から見たら

わたしなんてあそこはこうだしここはああだしまだまだなんだ…

 

と落ち込む…

 

 

 

…って、何を隠そう、昔は私もあったなあ。口笛

 

 

特に、夫を変える、ってこと

できないのだから

私には何かが足りないのだな…

自分を変えて、それで夫も変える、なんてきっとできないな…

って思ったものだった。

 

 

 

夫婦間の性についても、性と愛は切り離せない、と言われていたり

心だけじゃなく身体もしっかり結びついているのが本当の夫婦、と言われていたりもするけれど

我が家はちょっと特殊事情(笑)があるため、

どうしても夫と私の間に共有できない部分があったりしたし

 

本当に愛し合う夫婦の間には一つの隠し事もあってはならない

ってよく言われてるけど

それも夫には無理なことで…

 

でも、隠し事をしてるってこともわかってる、ってこともわかってる、という

つまりはなんとなく通じ合っているような?そんな感じだったり…

 

結局は夫個人には性的なことは大きくても

夫婦の間では性より先に愛ありきってところに落ち着いちゃってるんだよね、

我が家の場合。

 

明快な、定義に当てはまる状態ではないのよね。てへぺろあせる

 

 

そんな自分を甘やかすために、かな?

 

いつも私が思っているのは

 

人はみんな「正解」を生きるために生きているんじゃないんだよな~ってこと。

 

 

そして人間は誰も

神様の世界に近い、そんな方々もいらっしゃるけれどそれでも

神様じゃない、ってこと。(笑)

 

 

誰かの言ってることと違うから

 

素敵な誰かと違うから

 

私はだめなんだ…って思う、って違うよね~

って私は思うんだよ。

 

 

ほんとにね、

 

誰かに「正解!」「100点!」って評価してもらうためなんかじゃないんだよ。

 

「自分」を体験するため、に生きてるんじゃないの?って私は思うのよね。

 

 

 

特にね、夫婦の間柄、なんていうとっても個人的なことなんて

ほんとにそれぞれでいいんじゃないだろうか?

 

 

私が思う「最高」はね、

 

生きているって素晴らしいな!有難いな!

 

って感じること、かな。

 

 

 

それは、何かができてるとかできてないとか

勝ったとか負けたとか

持ってるとか持ってないとか

優れている劣っているとか

そういう、「人と比べて」どうか、ではなく

 

 

この地球にたった一人の自分を生きている自分が、

北風の冷たさや

冴えわたる月の光や

どこかからのお料理の匂いや

お風呂に入っている子供の声や

そんなものを感じるとき。

 

 

海や空や星や花や石や

建物や絵画や音楽の美しさに

心揺さぶられるとき。

 

人じゃない生き物と、ぬくもりを分かち合ったり

たすけあったりするとき。

 

命って、人間って、生きてるって、素晴らしいな!

 

って感じること。それが最高、だと思うの。

 

 

 

 

ネット、SNSなんて聞いたことも見たこともないどこかの国の

誰か、は

ネット上の素晴らしい人と自分をくらべるなんてこともなく

自分の人生を生きている。

 

ネットを駆使した勝ち組の誰か、も

 

ネットを知らず、自分の人生を淡々と生きている誰か、も

 

同じに素晴らしい。同じに尊い命。

 

 

誰かと比べて自分を低く扱う必要なんか、全然ないよね、って私は思うの。

 

 

やらかしながら、泣いたり笑ったり、失敗したりうまくいったり

怒ったり感謝したり

いろいろいろいろしながら生きる。

 

そんな「自分の」毎日が素晴らしい。

自分にしか生きられない自分の人生。

 

 

だからね、夫婦の間柄が誰かに言わせれば「完璧」「最高」じゃないとしても

それは、それで、自分のもので、大切な、ものなんだよ。

大事にしていたらいいんだよ。

 

 

人と比べないで

自分と、自分の人生を尊び、大切に扱うのがいいんじゃないかな、って

わたしは思うのです。

 

誰もが、素晴らしいよ!