夏の北海道から秋の北東北を旅してきた
海ほたるから夜明け前の首都高へ、湾岸線から夜の大都会を抜けて高速を降りると、知ってる地名ばかりで下道走ってるだけで東京観光です。
天城越え(静岡県)
駐車場には、川端康成の文学碑(読んでいない伊豆の踊り子)があります。


せっかくなので、滝見台から見えていた浄蓮の滝へ階段で降ります。


でも違うかってん。
すごく頑張って何度も推敲して、わかりやすく書いたつもりなんで、できればしっかり、わしなりの考察を読んでほしいです。
読むの面倒な人には結論な。
これ、男の妻の視点の歌なんやで。
■以後、わしなりの大考察■
これが不倫で愛人の歌だとすると、サビ前の歌詞にずっと違和感があったのよね。
誰かに盗られるくらいなら
あなたを殺していいですか
誰かに盗られるって誰に盗られんねん。
新しい別の愛人に?
本妻に?
って盗られてるのは本妻で、オマエ盗ってる方やろがい。
あー、これ、愛人の曲と違うんや、本妻の曲なんや、と。
本妻の立場として聴くと、ばっちりハマる。
しっくり来るなー。これぞ情念やなー。
ここよここ、本妻視点だとするとここがしっくりこなかったのよ。
妻の目の前に寝乱れた隠れ宿があるとしたら、そこに乗り込んでいってるってことになるやん?
そんなん修羅場すぎるやろ。
それに移り香が染みつくほど長い時間が経ってるのに、今ごろになって、旅先に踏み込まなくてもいいしね。
そこでわしは、ここは本妻視点から一旦離れて、不倫旅行のその情景を、単に地名を並べて描写しているだけと解釈した。
ゆーたらト書き?
それか、不倫旅行を妻が知って、道中を思い描いて唇噛んでる?
いや、夫婦が旅行して、隠れ宿で寝乱れてても別にいいのか。
不倫がバレて妻への罪滅ぼし、ご機嫌取りで旅行ってのがもっと自然なのかも。
そういうことなら大いに寝乱れないと。
隠れ宿も人目をしのぶためじゃなく落ちついて静かな宿ってことなのかな。
人として普通の人生には戻れなくても、もうそれでもいい、誰かに盗られるくらいならあなたを殺す。
殺した男を自分のなかに閉じ込めて自分だけのものにして誰にも渡さないのかもしれんけど。
自分のなかで男と一緒ということなのだろうけど。
あなたと越えたい天城越えやからね。
そんな一線を越えてでも、あなたを誰にも渡さない。
ってカンジかな。
(あなたは)口を開けば
(愛人とは/妻とは)別れると
(云うだけで別れない)
(私の心に)刺さったまんまの割れ硝子
(あなたの心が一緒にいないから)
2番は愛人視点に変わってるととる人もいるね。
奥さんと別れて私と一緒になると言ってるくせにーっていう愛人の視点で、1番の妻と対比させるという読み方ね。
本気で奥さんと別れるつもりはない嘘つきの男だけど、抱かれりゃ嘘でもあたたかいと。
たしかに前半は本妻、愛人、どっちの目線ともとれるかも。
妻目線でも愛人目線でも。
戻れなくてももういいの
2番愛人説に立つと、報われないとわかっていても世間から後ろ指をさされても男が欲しい、と。
妻にはなれなくても、日の当たる場所には戻れなくても、どんなに恨んでも身体うらはらで一緒に生きていきたい、と。
愛人には愛人なりの苦しみも覚悟もある。
そんな覚悟まで読み込めば、愛人の情念も決して軽いわけではない。
ただ、1番の妻目線には、あなたを殺していいですかという、愛する相手を殺してでも失いたくないという、あまりにも激しい思いがあるのよ。
その殺すとこまで思い詰めた妻の覚悟と、日が当たらなくても男と一緒ならそれでいいとする愛人の覚悟は、やはり強度が違うように思えるのよね。
だから1番妻、2番愛人で対比させる説はわしにはしっくりこないんだわ。
お前とは別れる、と本妻(または愛人)が直接男にいわれてるとする解釈もあるようだけど、いや、さすがにそれはないやろ。
そのあとどーやって抱かれることになるっちゅーねん。
なんかわしらには想像がつかん男女間のナニカがあるのかも知れんが、お前とは別れる いいながらオッパジメる男も、嘘でも抱かれりゃあたたかいとゆー女が妻でも愛人でも、全員キチガイやろ。
いや別れると言われた女が、男を繋ぎ止めようとあの手この手でプレイに持ち込むことはあるのかもしれん。
けどそれで一旦収まる男、ずいぶんと下半身に忠実な御仁やな
つか別れるとか、愛人はともかく妻にゆーたら殺されるんやで😅
ねえ、慰謝料もらって財産分与してとっとと別れられたら楽なのにね。
ということで、一貫して本妻目線で、裏切られた女の狂気をも感じさせる、凄まじいまでの情念を歌い上げている、というのがわしの解釈です。
しかしこの歌も石川さゆりの妖艶さがあってこそだよなあ、天童よしみじゃこうはいかんよなあ。
天城いぃいい 越ぉえぇえええー (;゚∀゚)=3ムッハー
唄いながら帰りの階段を200段登って車に戻って、天城峠をこえましょう。
続きます。

