夏の北海道から秋の北東北を旅してきた

 142日間の記録です
 
  もう2年近くも前のことになってて驚きです
 
 
 
 
 
 
大阪を出て128日目(その3)
 
 
 
 
 
 


原付を積んだ軽バンで北海道をぐるっと周り

北東北を駆け抜けて北の旅を終えましたが

往生際悪く帰路の寄り道旅をしています








只今、世界遺産、富岡製糸場を絶賛見学中です。


国宝の繰糸場です。





繰糸というのは繭から糸を取ることです。
まさしく映画あぁ野麦峠で大竹しのぶが鬼気迫る表情でやっていた、あの作業です。


大竹が演じたのは実在の政井みねさんとゆー百円工女の一人です。

年収百円を超える超エリート模範女工だったわけですが、調べてみると当時の100円は家が2軒建つとも、現在の価値で300万円程度(小学校教師の初任給くらい)とも言われ、説によって上下幅がすごいです。


とはいえ、口減らしが必要なほど貧しかった当時の農村にあっては、とんでもない高給取りだったことに違いありません。





さてこの繰糸場はトラス構造とゆー三角形を組み合わせた小屋組みで建てられています。
そのおかげで中央に柱のない大空間を実現しているのです。

そして両側の機械はビニールがかかってて詳細が見えませんが、奥にはちゃんとビニールのない丸出しの機械があります。
だから、わしみたいにビニール越しで写真を必死に撮る必要はありません。





その奥の丸出しの機械ですが、これは創業時のものではありません。

戦後に導入された自動繰糸機で、日本の製糸業が衰退するその日まで、我が国の経済成長をガッツリ支え続けた功労者なのです。






開業当時の様子は、タイミングが合えば復元装置による実演で見ることができます。


わしは見れんかったので公式より






なるほどー。


繭って、たった1本の長ーーい糸でできているんですね。


それをほぐすための糸口を、当時の工女さんたちは手作業で見つけて引き出していたんだってさ。


……ハッ!( ゚д゚)
ということは、わしらが普段よく使う問題解決の糸口という表現は、ここから来ているのか……!

また一つカシコなりました、わし。ニコニコ




お次は、かつてブリューナ館と呼ばれた首長館です。
中には入れません。

設立指導者として雇われたフランス人、ブリュナ氏が家族4人で暮らしたとゆーくっそデカい家です。





使用人部屋とかあったかもですが、それにしてもデカいです。

ブリュナ氏が契約満了で母国へ帰った後は、宿舎になったり、行事や式典の会場になったり、挙句の果てには学校の教室として使われるほどの広さです。





続いて工女さんたちの寄宿舎へ。
ここも中には入れません。


一部屋あたり15〜20畳もあるらしいですが、一体何人で雑魚寝していたのでしょうか。
当時のスターやアイドルのブロマイドが壁に貼ってあったり、生活感のある食器がそのまま残っていたりするそうです。

ウヘヘと云いながらこっそり覗いてみたいものです。







お雇いフランス人の女工や技師の館などをぐるっと見て回り、これにて富岡製糸場の見学は終了です。






帰りは駐車場までポテポテと歩きます。



昼は過ぎていますが、途中で何か食べたり買ったりしたことは記憶にも記録にもありません。
一番可能性が高いのは車に戻っての朝と同じパンと牛乳でしょうか。
ブレない男です。



さてこれから移動ですが、エッセンスだけをかじってるからかもしれませんが、北関東は予想外に楽しく見どころ満載でした。

ここからはついに南関東へと突入していくわけですが、わしの中でアクアラインを通って川崎に行くことは、最重要事項としてすでに決定しています。


すんません、東日本に疎いわしはアクアラインのことを、
これがゴールデンゲートブリッジかな?
それともレインボーブリッジゆーやつかな?
とか本気で思ってました。

アクアラインを渡った先の川崎も、それまで川崎ナンバーの車を見かけた時とかに
川崎って工業地帯ぽいけど実際はナニ県なんだ?
とか思ってました。

ただ、その海を渡って川崎へ行くルートを取ると、日本全県制覇へのラスト2県のうち、千葉には寄れるのですが、埼玉を回収するのが非常に厳しくなるのです。

川崎まで行ったあとにわざわざ埼玉まで北上するのは帰り道として美しくありません。

というわけで、千葉に向かう前――そう、まさに今これから、埼玉の北部をペロッと掠め取って行こうとしているのです。



🚙DASH!DASH!




N-VANを走らせていると、周囲に熊谷(くまがや)ナンバーの車がじわじわと増えてきました。
どうやら無事に埼玉県へと潜入した模様です。

熊谷が埼玉だってことくらいは(たぶん)分かっているのですが、これ、読み方はクマガヤなんか? クマガイなんか? どっちやねんと言いながら走っていたはずです。

クバガイバビです、、、と
ヤバセバビの喋り方で呟いてもいるはずです。



走っていたはず、、、、どこへ?

そう、埼玉、、、ないんです、ユーメードコでわしが行きたそうな場所が。
ムーミンバレーパークはおっさん一人にはキビシイし、首都圏外郭放水路は予約がいるしな。








続きます。