長期連載大河ブログ142日旅を中断して
別記事を挟みます
 
 
 
 
仕事のついでに寄り道して帰るシリーズです
 
リアルでは業務は全終了後で四国を徘徊中
高知でトラブル発生して8日目に帰宅しています
 
日記では業務終了でフリーになった7日目で
終わりが始まっています







前輪左右ともタイヤバースト!



おいおいおい、どーすんねんこれ。





片っぽならスペア履くけど両輪やぞ?
進むに進めず、帰るに帰れず。

ちって携帯の電波はとっくに繋がらんくて助けは呼べんから行くか戻るかどっちかに行かんといかんけど、戻るより行く方が近いな。

バーストタイヤで行くしかないがな。滝汗





砕け散ったタイヤでさらに15分進む。

バーストしたタイヤは、抵抗が大きいんだけど、なんかそのかわり意外にもグリップはしとる。

分かれ道が出てきて助かるのか思たら、曲がったらどこに行くのか知らんが登道だし行き止まりらしいし無理やな。





高知に戻るのもあのキッツいえぐれを通るんで進むしかないとバーストタイヤでさらに30分走る。

この道は通行止めではないから、さっきのほどひどい状態の道ではない。

写真がないけど、ナビでは目的地の轟の滝まであと5kmとかそんなぐらいまで近づいたんちゃうかな?

そこまで行ったらもしかしてスマホの電波通じるかな?まだ無理かな?とかいいながら来たら。


















土砂崩れでこの先の道がなくなっとるやん。びっくり












3メモリあって、なんとかなるやろ思てたガソリンのメモリがもうなくなってて、ガソリン警告灯がついとるやん。





あとちょっとで滝なのに土砂崩れで先は進めない。


タイヤは前輪2本バーストしとる。


スマホ電波は通じない。


ガソリンはもうない。











詰んだー。





終わったー。


死んだー。











ゆーてても誰も助けてくれないし、進めない以上戻るしかない。

Uターンゆーても道幅が狭いので何回も切り返しをせんといかん。

山側には落石がうず高くなるほど落ちてるし、谷側は崖になってて行き過ぎると谷に落ちる。









もう写真撮ってるゆとりもない。








パニクりも入っててただでさえバカなのに正常な判断ができない。

細い道で切り返そうと山側に大きく前進してデカい落石に乗り上げてしもて前進後退両方動かない。

動かないからって無理にバックしようとして、もし急に動力が伝わったらそのまま車ごとバックで谷へ落ちる。



もー最悪ー。





石に乗り上げて動かんから、泣きながら車載ジャッキで車を浮かせて石を取り除いたりしてようやくUターンできた。





ガソリン節約でエアコンも止めて走り、あの最恐のエグレも抜けて、なんとか舗装路の保安林管理道まで泣きながらたどり着いたところで燃料が切れた。

そしてまだ電波はない。





写真のタイムスタンプなどから時系列をまとめると。
 





11:39 轟の滝へ向かう 残25km

   石や木をどけながら何とか進む

12:55 最悪のエグレ道を通る ここでバーストか?

13:15 トンネル

   抜けると今来た道は徳島側からは通行止めということを知り、またタイヤがイカれたことを知る

14:00 あと5kmほどなのにその先は土砂崩れで進めない

   ひき返すしかないが石に乗り上げてUターンもできないしガソリンメーターはゼロ表示

   ジャッキを使ったりしてなんとか帰路につく
   
   燃料計ゼロなのに安全マージンたっぷりでなかなか走ってくれる


16:25 ガソリンが尽きて止まる。

    電波はまだない










助けを呼ぶにしろなんにしろ、電波があるところへいかないとどーしよーもないので、そこに駐めたままわしは歩きはじめました。


魚梁瀬の森の駅は電波通じるし、あとなんkmかな、1〜2時間かな、少なくとも日が落ちる前には電波が繋がるでしょう。





続きます。