夏の北海道から秋の北東北を旅してきた
142日間の記録です。
38/142日目（その2）です。
大阪を出発して38日
原付を積んだ軽バンで北海道にわたり
基本的に車中泊で気ままな一人旅
流れ流れて摩周湖近辺を徘徊中
硫黄山（アトサヌプリ）
駐車場料金はさっきの摩周湖第1駐車場と共通です。
つまり2カ所行っても500円てことですね。
煙もくもく〜の硫黄の匂い立ち込め〜の、なかなかの異世界ぷりですな。
噴出孔の近くまで寄れるのがいいよね。
穴の中、なんか湯がボコボコしとるなと覗き込んでたらいきなり目の前が真っ白〜の。
メガネ曇り〜の。
そんでまーそんな穴がちょくちょくあってさ、若い夫婦（？）が会話してたりするのよ。
あんた、そのお湯、触ってみいや
ええ、熱いんちゃうん
大丈夫やって、イケるって
ビビりながら触ってみる旦那
熱っつ！
ガハハハ
ガハハハ（内心）
あんた、こっちの岩、これ触ってみいや
ええ、もうイヤや絶対熱いやん
岩やし大丈夫やって、熱ないって
恐る恐る触ってみる旦那
あ、ほんまや熱ないわ、ぬくいわ
スン
ガハハハ（内心）
てな会話をしていて、夫婦の関係性が垣間見えてワロタ。
Ｓ嫁とＭ夫のプレイを覗き見しているようでした。
車に戻ろうと笑いながら振り返ると、こっちはこっちでなかなかの異世界ぷりです。
さて次へ行きますか。
けっこう走りやすい綺麗なダートもあって10kmほど進みます。
キンムトー（湯沼）
到着したけど車両進入禁止でこの先は歩き。
ええ〜、何分かかるの？
看板あった。320m。
ふつうなら近いけど、でもこんな誰もいない山の中の320mはなかなかやぞ。
クマ怖すぎ、わしクマっちゃう。
どーしよ、こんな景色らしいけどやめとこか。
命まで賭けんでええやろ。
クマさえ出なけりゃ静かでいいし、車の中は安心だしでここで昼メシにしよう。
パックごはんと家からパクってきた高級レトルトカレー同時湯煎。
カレーメシより手間だけどそのぶんやっぱりうまいね。
ﾀﾞｰﾄｿｳｺｳﾁｭｳー
ヒューとか変な音が車の下腹のほうから聞こえた。
そーゆー異音が聞こえたら、なんやろ？と思いながら走り続けてはいけない。
すぐに車を停めて確認するのがポンコツ乗りの鉄則だ。
でもこんなとこで車から降りるのコワイし、ゆーて軽でもうちのＮはまだまだ新しくてポンコツではないしで、なんやろ思いながら走ってたらガコンとか音がしてその後はヒューとかゆー音はしなくなった。
石でもどっか挟まっとたんやろか？
屈斜路湖 砂湯
一人の山中はクマが怖いが、こーゆー観光地はおっさん一人だと浮く。
こーゆーとこはちびっこ連れがいいね。
ほんで砂湯ゆーだけあって、掘ったら温泉が湧いて足湯ができるらしー。
足が汚れたら洗わんといかんし、おっさんが一人でキャッキャ掘ってても絵にならんし、トイレだけ借りて次にいきましょうか。
続きます。