夏の北海道から秋の北東北を旅してきた
 142日間の記録です
 
  もう1年以上も前のことになってて驚きです
 
 
 
68/142日目(その2)
 
 
 
 
 

大阪を出発して68日

原付を積んだ軽バンで北海道にわたり
離島を含め全域を周ってきましたが
そろそろ北海道の終わりが見えてきました






  恵山





恵山なんて火山、わし、今回初耳だったけどなかなかの風景ですね。






いくつかトレッキングコースがあってどうしようかなーと思いつつとりあえず歩き出します。






岬展望台のコースが一番楽そうだけど、一つだけ方向が違うのでそれはやめときましょう。






山頂の方へ行くコースと恵山展望台へ行くコースの枝分かれのところでどっちにしよーか悩んでたら、ちょっと年配のご夫婦も同じように悩んでました。





楽な恵山展望台でも片道40分とかで、ご夫婦はやめとくとゆーんでわしもやめとこかと思ってたら、先の方を歩いてた別の女性陣が遠くから声をかけてきました。





来ませんかー。ニコニコニコニコニコニコ
いいものがみえますよー。ニコニコニコニコニコニコ




いいものが見えるんかー思てわしは行ってみることにしました。





行ってみると年配の女性3人組で、うち1人はここを何度も歩いていて、このあたりヌシのようなグループにつま先ぐらい突っ込んでるレベルの存在らしーです。






まーそーでもないと遠くから誘わんですわな。





ほんでさっきは年配夫婦と一緒におったから3人組と思われてたみたいで、そーでもないとおっさん一人誘わんわね。






その女性3人組は花を見に来たそうです。
イオウゴケという地衣類です。

地衣類というのは、自分で栄養を作れない菌類と、光合成できる藻類が共生した複合体なのだそうです。







ほんでイオウゴケの名の通り、硫黄臭のする高山でしか見られない、けっこうレアなやつらしーです。





別名モンローリップと呼ばれるようです。
マリリンの唇のようですね。
確かにええもん見せていただきました。





そんなんを見ながらさらに登っていきますよ。






片道40分の恵山展望台コースのゴールに到着です。
うっすら海の向こうに見えるのは下北半島でしょうか。





車で登ってきた道も見えました。
いい天気だしいいもん見えたし、登ってきてよかったです。






じゃ、山を下りましょうか。






続きます。