走ル 物置から発見した、古いロードレーサー(ビアンキ)を組み立て、走り出すと、その速さのとりことなって、学校をサボり、本能のおもむくまま、「北」へとひたすらペダルを踏み続ける主人公…。 常識ではありえないような設定と、妙にリアルな情景・心理描写が交錯する不思議な世界。 また終わり方がなんとも…。 万人に勧められる本ではないが、元サイクリストとしてはやはり「気になる」一冊である。