登りがほとんどの通勤では大敗を期したキシリウムSL。
この時気づいたのが、使用スポークがブレードであること。
つまり空気抵抗を意識した造りですよね?
スピードが出る下りや平地で真価が発揮されるのではないかと!
ただ、ALX473EVOもブレードスポークです。
スポークでのアドバンテージはありません。
ということで、通勤時のスピードグラフを見直してみます。
以前にも簡単に説明しましたが、通勤コースです。
スタートから5㎞までが登り続け、それ以降は平坦が多くなります。
ゴール手前の数十メートルは3%程度の下りです。
このコースでのスピードグラフを比較します。
【ALX473EVO】
【KSYRIUM SL】
重ねて見ましょう。
青色(ALX473EVO)が、よく見える部分は登りの区間。
やはり、162gの差は大きいようです。
しかし、5km以降は赤色(KSYRIUM SL)が占めているようです。
5km以降のスピードを計算で出してみました。
【ALX473EVO】
【KSYRIUM SL】
1つ目の山は上りが終わり、平地(1%程度の下りを含む)の最高速度。
2つ目の山がゴール前の3%程度の下りです。
どちらも【KSYRIUM SL】の方がスピードが出ていますね。
ここから推測されるのは、リム重量の違いと入力を如何に推進力に変えているか?
この辺りですかね?
長くなりました。
次回は富士見峠に行ってみたら?