クロスバイクのポジションに近づけようと購入した可変ステムでしたが

ダンシングで『ギシギシ』と鳴き始めました。

これはいかんともしがたい事です。

クロスバイクと同じ可変ステムの購入も考えましたが~

重量が気になるところ。

 

ならばびっくりマークびっくりマークびっくりマークステムを改造してみよう~!

という事でこちらをポチっとなルンルン

これをどのように弄るかというと~

こう!

 

問題は素材がアルミということ。

アルミ溶接って趣味の範囲で1,2回くらいしか経験ないんです。

鉄やステンより難しい。

ほとんど未経験の素人です。

ならば、、、

全く経験のない[ロウ付け]をやってみようかな?←好奇心w

YOUTUBEでやり方を見てみるが、、、難しそうだ。

とりあえず、ロウ棒とステムを購入。

 

アルミのロウ付けは

難易度最高の様です。。。

 

では、製作していきましょう。

 

  切断

品物を切断する。

CADで出した寸法で切断個所を描きます。

 

バンドソーでカット。

切れました〜。
コレを、くるっと回すと〜
この状態でくっつけるワケです。

切断面を擦って地を出しましょう。

 

  ロウ付け

フラックスを塗ります。

 

使うバーナーはこちら。

 

やり方は


①バーナーで炙る

②フラックスが焼けて固まる

③そのまま炙るとフラックスが液状化するので、その瞬間にロウ棒を垂らす。

④フラックスに沿ってアルミが流れ込み完了


まず、③の見極めがむつかしそう。

それと最大の注意点がアルミの融点。

660度だって、、、ポーンビックリマーク

低すぎ!!!!

 

鉄やステンの融点て1500度程度

炙って真っ赤になるくらいは、1000度程度。

つまり

アルミを赤くなるまで炙った時点で溶けて穴が開く。。。

そりゃ、難しいわ!

 

ということで、恐る々やってみた。

こっわ!滝汗あせる

いや、、、、ムリだわ。

 

火力弱すぎて感覚がわからん。

急に溶ける気がする。

 

ということで作戦変更!

 

  Tig溶接

いつも使っているコッチの方がイイかも。

 

弱い電圧から徐々に試してみて、アルミが溶け出すところを探しながらの作業。

 

《注意》強い光の点滅が映し出されます。十分注意してください。

ロウ棒でも溶接は出来るだろうが、Tig用の溶接棒ならもっと簡単に出来るのかな?

 

やはり慣れない作業。

穴を開けたりしましたが、ちゃんと補修。
 
 
なんとか形になりました。
こういうのって、慣れたころに終わっちゃうんですよね~。

 

  完成?

どうでしょう?

切った貼ったしたところって、強度が著しく低下するものなので

盛り盛りに溶接しておきました。

 

角度を見てみましょう。

 
58度

目標67度

足りーーん!ムキー!?

 

やりなおし~~~チューDASH!

 

  完成

結局、ロウ棒が足りなくなったので、ホームセンターへ。

フラックス無しのロウ棒だけのもありました。

5本入り。

また、穴が空くかもしれないので3本+フラックスのものと合わせて8本用意。

 

また切ってからの溶接し直し。

流石に2回目!

溶棒もそんなに使わず出来ました。

今度こそ!

67度弱。。。

良いんじゃないでしょうか!?

 

それでは、これをロードバイクに付けてみましょう!

 

つづく