朝、ウォーキングに行く公園で

たまに見かけるのだけれど、

私よりはだいぶご年配のご夫妻が、

ずいぶん衰えてしまったワンコ

さんを散歩させている。

 

そのワンコさん、とうとう目が

見えなくなってしまったよう。

今朝はカランカランと鈴の音が

して、私はミニとの散歩を思い

出した。

 

とても悲しい思い出。

 

ミニの目が見えなくなったのは、

19年1月で、本当に突然だった。

 

いやいや、そう思うのは私だけで、

ミニはもしかしたら、少し前から

見えづらくなっていたのかもね。

 

色んな人に色んな話を聞いたり

アドバイスをもらったけれど、

私がいちばん納得できたのは、

獣医さんの話だった。

 

「信頼できる人との散歩は、

目が見えなくても楽しいと思い

ます。風を感じさせてあげて

ください」

ということだった。

 

(その頃の記事より)

 

誰かにもらった小さなカウベルを

鳴らして、アジリティの初歩の

ころのように声をかけて励まして

歩く練習をした。

 

 

 

 

 

無表情になってしまったことも

とても悲しかったけれど、三カ月

ほどたったころ、少し表情が戻って

きたように感じた日。うれしかった。