以前から気になっていた文書館 に入ってみた。
狭いスペースではあるけれど、『房総捕物帳』という
企画展が開催中。
テレビの時代劇でお馴染みの十手もいくつか
ちょうどギャラリートークが始まるところで、こりゃ幸いと
列に連なってみたのだけれど、説明のしかたが下手だし、
先に並んでいた三人組は、その様子からどこぞの学校の
センセがたで、「こちらをご覧ください」とガラスケースを
指されると、その真正面に覆いかぶさるように見るので、
あとから並んだ私ともう一人には何も見えない。
だんだん眉間にシワがより、目が三角になるじゅんちゃんである。
説明する人って多分ね、学芸員さんじゃなくて、たまたま
その日の勤務に当たっちゃった事務の職員…って感じ。
話があちこちで、あまりにも下手だったもの。
フラストレーションの塊と化すじゅんちゃんである。
そして事件(私にとっては事件と形容されるに値する)はおこった。
その先着のセンセのうちの一人が、展示されていた絵図に
ついて質問をすると、説明業務に当たっていた職員さんが
「ちょっと調べてまいりますっ」と、展示室から消えたのである!
ここでガマンがならなくなった。
お腹が空いていたこともあって、展示室をそ~っと抜け出す。
でもね、私には興味深い展示物もたくさんありましたよ。
古い地図、あ、絵図というのか。それを見ると、近隣に
今も残る地名がいくつもあるし、別に取り立てて郷土史に
興味があるというわけではないけれど、昔はこうだった、
ということを見聞きするのは好きである。
さて、フラストレーションがたまったこの日のヒット
下の番付表、よ~く見ると、ちょいとおもしろいかも。
何人ご存知?