おはようございます。
小6春から中学受験をめざしスモールステップを経て2024受験終了、中高一貫校の中学一年生です
今日は中受の振り返り^ ^
集団塾では9月に入ると過去問が始まるのが定説。
個別指導のみで乗り切った我が家。
やっぱり集団塾とは進め方が違いました。
そこには良い点と気になった点が
ニッチなニーズだと思うけど、個別指導の進め方と私がしたフォローについて書きます
過去問のスタート時期
まずは過去問をスタートした時期。
個別指導では、本人の進度に合わせて進めるため、得意科目と苦手科目ではスタートが違いました。
具体的には
国語→8月
算数→10月
理科→8月
といった感じ。
特に我が家は、小5の11月に入塾したため、算数は中受範囲の項目が終わるのに9月いっぱいを要した感じでした。
国語は単元としてはさほど多くないことと、物語文の仕上がりが良かったので、説明文強化と語句(慣用句、四字熟語など)を夏前から夏休み前半に行い、過去問に移りました。
理科は、夏期講習から生物・地学は家庭フォロー、化学・物理は塾、と分業しながら8月後半から過去問を実施、それぞれが弱みを押さえる形に。
過去問をする学校の順番
個別指導では、子どもが志望する学校の赤本を自分で購入し、それを進めるスタイルです。
もちろん何校でもよいですし、受ける予定はないけど問題が似ていそうな学校のものもオッケーでした。
(塾ではいただいた分は全て実施します、と言っていただき、心強い!と思ったのを覚えています)
我が家は志望校が3校あったので、それを購入して進めました。
各科目とも問題が優しい学校の古い年次から初めていきました。(我が家は社会を除く3科受験です)
80分授業で授業内に1年分を解き、残りの時間で採点と解説。宿題は解き直しや類題演習でした。
国語はどの学校も開始当初の8月から6割程度は取れており、安定。説明文慣れと知識関係を深めていきました。
ここで起こった我が家の問題
算数、待てど暮らせど最も難易度が高い学校の過去問を扱ってもらえない
苦手な科目なのでスタートが遅くなったのは承知。ですが、10月、11月となり志望校のうちの2校は終わり2周目に突入しました。
自己判断で過去問スタート
それまでは塾の流れに乗っていましたが、12月からは土日に自宅で算数の過去問を導入しました。
もちろん、最も難易度の高い学校のものです。
塾側まだ能力が追いついていないという判断だったとは思いますが、志望校は志望校。
過去問を実施せず当日を迎えたくなかったのでここは家で実施。
解説が難しい問題のみ、塾で聞いてもらうことにしました。
実際、12月に始めた当初は正答率2〜3割でしたが、12月の終わりから年明けには4〜5割取れるようになりました。
こちらの学校は基本的ながら良問が多いと感じていたので、鍛えることで他の2校の底上げが出来たと思います。
志望校をある程度決めてから過去問を見ましたが、幸いにも3校の傾向はとても似ており、特殊な対応は一部で済んだのが幸いでした。
あのまま塾の流れにのり、ほとんど実施せずに当日を迎えたら…と思うと、この決断は良かったと思います。
個別塾の良いところ
- 中堅校も志望校を扱ってもらえる
- 得意不得意に合わせて科目で過去問開始時期を調整してもらえる
- 理解度に合わせて扱う学校を変えてもらえる
- 学校の特徴に合わせた演習を宿題で出してもらえる
- 理科を例に挙げると、生物地学と化学物理など、暗記ものは家で、思考計算系を集中して塾で、などメリハリがつけられる
個別塾の良くないところ
- 進め方のデフォルトがわからないので、これが正しいのか不安になる
- 講師の采配で進める学校が決められるため、講師の力量が大きく影響する
- 放置していると、こちらが予測する進め方では無くなる
個別指導の効果を高めるために
個別指導オンリーで進めた我が家。
結果的にその判断は正解だったと思います。特に開始が遅い家庭には有効かと。
個別指導の良い面である「本人に合わせた指導」は、反面デフォルトから外れることも。
やってもらえると思っていたけどやってもらえなかった、は起こり得ると思います。
だからこそ、家庭側でもある程度の計画を立てておき「ここまではマストでやりたいと考えているがどうか(塾側がやってくれるか否か)」は確認と同意をとっておく必要があると思います。
我が家の場合は夏の面談で志望校は全て扱う、に安心していましたが、途中で進度の遅さに気づき軌道修正しました。
進捗管理はやっぱり必要
我が家の個別指導塾による過去問の進め方について書きました^ ^
どなたかの参考になれば幸いです