水宮 由紗 の 気まぐれ小説。 -4ページ目

水宮 由紗 の 気まぐれ小説。

行き当たりぱったりな、気まぐれ小説。

煙草の匂いがする。
私は少しの間、眠っていた様だ。

周りを見渡せば、ここはいつも通り落ち着きがあるバーだ。今日も私はひとり、ここに来ている。

ふたつ隣に座っている、男性と目が合った。彼はスーツ姿で美味しそうに煙草を吸っている。手にはウィスキーのグラスを持っている。

私はふと手元を見ると名前すら忘れたカクテルが溶け出していた。どのくらい眠りに付いていたのか。腕時計に目をやると23時を指していた。

そして、また私は眠りに誘われる。煙草の匂いだけが頭に残った。