~ミサ side~
残りの2日間も無事に仕事を終え明日は日本を発つ日。今夜もナオトの店に行きパパとママにもやっと会えて久々にゆっくりと落ち着いた時間を過ごした。
この時間ともしばらくお別れだなーなんて思ったら泣きそうになったけど皆に心配掛けたくなくてなんとか堪えた。
パパとママが「寂しくなくても用事がなくてもなにも気にせずにいつでも電話してきなさい。娘からの電話がないと心配なのよ」と優しい笑顔で言ってくれた。
私の心が温かくなる瞬間。
3人がいてくれるから私は1人じゃないと思えるんだ。
いつだって温かく迎えてくれるから私には帰る場所があるんだって教えてくれたから……
今度は我慢できずママに抱かれながら泣いてしまった。
ナオト「次帰ってくるの楽しみに待ってるからな!仕事忙しいのもわかるけど無理すんなよ!」
そう言って目を潤ませるナオト。。
ミサ「うん。分かった。無理せず頑張るよ。」
ナオト「おう。いつでも連絡しろよ!」
次にいつ日本に帰れるか分からないから名残惜しかったけど離れる時は笑顔でって決めてるから……
ミサ「パパ、ママ、ナオトありがとう。向こうでも元気で頑張るから心配しないでね。行ってきまーす。」
3人「行ってらっしゃい!!」
なんとか笑顔で手を振って前に進んだけど……
3人の姿が見えなくなってまた視界が霞む。そのままホテルまで涙をとめることができず歩き続けた……
そして…翌朝少し目を腫らしたままタカシと一緒に空港に向かった。
タカシ「目腫れてるぞ。大丈夫か?」
ミサ「やっぱりしばらく会えないと思うと寂しいよね。次はいつ帰れるかわからないしさっ。」
タカシ「そうだなー。次帰れるのはだいぶ先になるだろうな。」
ミサ「うん。。でも私達には仕事が待っている!頑張るしかないよね!」
タカシ「そうだな(笑)頑張りますか(笑)」
2人で話しながら空港に着いて歩いていると…
ミサ「ねぇー。なんだか人多くない?しかもうちわとか持ってる子もいるよ。タカシ♡とか書いてあるんじゃない?(笑)」
タカシ「おーいるかもなー。探してみるか(笑)」
ミサ「本当に探してよ(笑)それにしても有名人でも来てるのかねー。」
タカシ「うちわに書いてあるのって韓国語だぞ。」
ミサ「本当だ!韓国の有名人かぁー。私テレビ見ないし芸能人に興味ないから分からないなぁー。」
タカシ「俺も全然分からないよ(笑)でも日本でこれだけの人が空港まで来るんだから相当有名なんだろうな。」
ミサ「そうだね(笑)私達疎すぎるのかもね(笑)」
そんな話をしながら人混みを掻き分けて韓国へ帰るための飛行機に乗った。