月末の2日間、東京へ行ってまいりました
一つの目的はK君の
教会ホールでのコンサート
「 a Voice from the HEAven 」
市ヶ谷の駅から程近くにあるルーテル教会の
200席と言う本格的な音楽ホールで
音響は素晴らしくて座席もいい感じでした
マイクを使わない弾き語りで
天から贈られた声と言われている
K君の美声が会場にやんわりと響き渡ります
最初の曲、アメージンググレースが流れると
感情が揺すぶられ瞼がうるうる

セトリもアレンジもいつもと少し違う
会場のせいかしっとりと厳かな感じさえしました
ああ、この人を好きでよかった・・・と
本気で思いました
二つ目の目的は
国立西洋美術館の『モネ 睡蓮のとき』
2時ころの入場でしたが
チケット売り場は長蛇の列で
生協で買っておいてよかった…(送料がかかったけど)
作品の中に「日本の橋」とタイトルが付いた絵が
何枚もありました
モネはその太鼓橋のような橋と
日本風の庭園をこよなく愛し、バラのアーチも作りました
その風景を浜松ガーデンパークに再現したのですが
何年か前にあちらからイチャモンが付いて
モネの庭 という名前が使えなくなりました
でも名前が違うだけで美しい睡蓮の池も
藤が垂れた青い橋もバラのアーチも
そのまま残っています
私はモネとルノアールが本当に好きで
昨年の『モネ 連作の情景』に続いて
こんなに彼の作品に出会えるなんて幸せに思います
昨年の誕生祝にピグ友さんから頂いたガイドブックを
もう一度じっくり読み返そうと思います
朝の清々しい空気の中で
ホテル近くの太宗寺に参拝しました
歴史あるお寺さんですが
人気もまばらな都会のオアシスと言った風情でした
この日、ライブ翌日ですが
原宿にも行きました。
無論、竹下通りではなく
表参道沿いの太田記念美術館で
「広重ブルー」
歌川広重の錦絵展を観てきました
圧倒される青のグラデーションの美しさに
心の隅々まで洗われる思いでした
K君の声に癒され、広重ブルーに心洗われて
素敵な秋の日となりました