県立美術館で開催中の
古代アンデス文明展に行って来ました。
カラル文化から長い時間を経て
インカ帝国がヨーロッパから持ち込まれた天然痘などの病気や
スペイン人の侵略によって滅亡するまでの
歴史と文化、数多くの遺跡、
黄金の装飾品や土器などの出土品を
紹介する興味深い展示会でした。

アンデスの音楽 フォルクローレには必要不可欠な楽器
サンポーニャの原型と思われます ↓
修復の後が見られないほど完璧な状態の土器たち ↑
五右衛門風呂のように巨大な器 ↓
色鮮やかで素朴な手作りのバッグ ↓
ミイラを包む大きなショールのような布 刺繍が美しい ↑
3体のミイラと4つの頭蓋骨が展示されている。
あまりにリアルではあるけど
不快感とか恐怖感は一切なかったです。
この他に子供のミイラが2体
日本にも古い時代には存在したであろう
生贄の為に作られた悲しい現実もあった。
歴史の始まりは信仰であり
信仰の対象はほとんどが太陽信仰なんだなあと
感じました。
ついでと言ったら申し訳ないのですが
博物館へ寄って
福井理沙さんの作品展 『能』 を観てきました。
あらゆるジャンルに作品を提供されている
切り絵作家さんですが
すごく若くてすごく美しい方です。
作品ももちろん美しいですけど。