このところ穏やかな暖かい日が続いて
どこかへ出掛けたくなりますね。
昨日、岡崎の美術博物館へ行ってきました。
随分昔に行ったきり、ここ何年も訪ねていませんでしたが、
確か1号線に近い所にあった記憶があるので大丈夫。
そう思いながらもナビをセットしていざ出陣。
ナビが申すには「音羽蒲郡で高速を降りなよ!」
そこから1号線へ出るのに結構な時間を要しました。
岡崎市美術博物館 〇〇K先右折
と言う標識を確かに見たのにナビのヤツ左折しろっていうの。
まあまあ、おっしゃるとおりに行くわね、と左折すると
住宅地へ入ってしまいました。
昔はこんなところに無かったはずなのに・・・。
着いたところが『岡崎市美術館』
はあ~っ
ワタクシがおっちょこちょいなのは周知の事実、
セットするときに『岡崎市美術博物館』と入れてなかった
それにしても紛らわしいことを・・・。
気を取り直しまたナビを入れ直し
おっしゃる通りに目的の美術博物館へ移動することにしました。
随分と山道をくねくねと登り
美術博物館は郊外の広大な敷地の一角にありました。
そこは中央総合公園と言って
体育館、武道場、市民球場、弓道・アーチェリー場等々の
複合施設になっておりました。
美術館は近代的な建物で新しくきれいでしたが
駐車場がお粗末で、歩かなければなりません。
正面玄関には駐車場がないとのこと、
車椅子の方はどうすんじゃいってことですよね。
しかし、展示場の中は静寂と微かな照明が感動的でした。
床はすべて厚い絨毯が敷かれ
靴音など一切しません。
私が一番嫌いなのは
靴音とおしゃべり。
今回の展覧会は16,17世紀にイタリアを起源とした
バロック絵画の巨匠たちの作品ばかり。
宗教画はカトリックの信仰心を高揚させ
絵を見ることにより聖書の言葉をより身近なものにするため。
その後プロテスタントが力をつけるにつれ
偶像崇拝を嫌い、肖像画や農民の暮らし、風景画等が多くなったとか。
ルーベンスやレンブラントのように光の表現を
画面に描き出したのもこの頃の作品にみられますね。
これらの多くの作品は
ヨハネ・パウロ2世美術館に収蔵されています。
どんだけお金持ちか・・・。
他にプラハ国立美術館やフランスのシャルトル会修道院美術館からの物もありました。
見る機会も殆んどないので行って良かったと思います。
帰りはナビを切って、いとも簡単に国1に出てしまいました。
お昼時間がズレてしまいましたが
藤川宿道の駅で食事をしました。
国道沿いにファミレスもレストランもありゃしません。
味噌かつ丼
予想に反して、ピラピラ肉をあげた物でして、
ご飯の上に山盛りの線切りキャベツ。
まあ、ヘルシーと言えないこともないわけで・・・。