3時間を超える大作、1981年公開のフランス映画の
『愛と哀しみのボレロ』を見て来ました。
リメイクかと思ったらデジタルリマスター版の古い映画っだんですね。
このタイトルがあまりに有名なため
自分では洋画劇場な何かで見た事がある・・・・、
それは錯覚で想像していた内容と少し違っていました。
パリ、ニューヨーク、ベルリン、モスクワの2世代4家族の
ドラマチックな人生を描いた物語ですが、
時が交差し、登場人物が多い上に
親子を同じ女優が演じたりするので
とても分かりにくかったですがずっしりと重みのある映画でした。
ルドルフ・ヌレエフ、カラヤン、エディット・ピアフ、グレン・ミラーと言った
芸術家をモデルに書かれ、戦前から戦後に至る愛と哀しみの家族の軌跡が
胸に迫りくるものがありました。
アルゼンチン出身のバレーダンサー、ジョルジュ・ドンのボレロは圧巻です。
ムキムキは嫌いですが、彼の引きしまった上半身につい目が・・・・。
最後のクライマックスに
パリのトロカデロ広場で4人が集結して
オーケストラの指揮をし、ボレロを歌い踊るシーンは超感動ものでした。
特に円形舞台でボレロを踊るジョルジュ・ドン
その周囲の群舞のにも圧倒されました。
劇場に入る時、相関図を渡してくれたのですが
時間が無くて読めなかったので余計に判りにくかったかな?