この所、TSUTAYAには次々と韓国映画の新作が入っています。
少し前、
『セシボン』
『悪のクロニカル』
『あいつの声』
『神の一手』
の4枚を見ました
今日は3枚+α
『提報者~ES細胞捏造事件~』
『優しい嘘』
『隠密な計画』
『君の香り 』 (パク・シフ主演の中国映画)
を返却に行って、また新たに韓国映画を3枚、フランス映画1枚を借りました。
まったく、年の瀬と言うのにやることもしないで
映画館へは行くわ、レンタル三昧だわ・・・どうするおつもりなんだっ![]()
最初の1枚『パイレーツ』は最高に面白かったです。
痛快アクションコアドベンチャー(おまけに)メディーとでも言うのかな?
途中、何回も声を上げてバカ笑いをしてしまいました。
奇想天外、とにかくハチャメチャなのにストーリーはしっかり朝鮮の歴史を伝えています。
元は官軍であった山賊の頭、チャン・サジョンにキム・ナムギル
酒に酔っ払ってこそいないけ、どやる気のないジャック・スパロウを彷彿とさせるおとぼけぶり。
こんなナムギル見たことない。
新鮮と言うか、可愛いと言うか・・・・。
山賊のくせに大海原へ出てクジラを捕獲しようと乗り出すが
誰もクジラなど見たことがない。
手漕ぎボートの親方ぐらいな小さい船で意気揚々と出かけます。
明国の皇帝から授かった朝鮮建国の証し「国璽」をクジラが飲み込んだと言う事で、
海賊船やら、王の命を受け「国璽」を取り戻さなければならない水軍
そして弱小の山賊達が、その行方を追って
入り乱れて海上で戦いを繰り広げます。
ソン・イェジンが海賊のトップで
これがまた、今までにないようなカッコよさ!
彼女の時代劇は二度目(ドラマだったかな)ですが、
船上のアクションもすごかった。
CGを使うのは好きじゃないけど
今回ばかりはかえってそれが良かったりします。
脇を固める俳優陣は
イ・ギョンヨン、パク・チョルミン、オ・ダルス、ユ・ヘジン、シン・ジョングンと
いずれ劣らぬ脇役芸達者ぞろいで
挙句の果てにチャ・スンウォンまでチョイ役で出ていたり。
年配の名優のイ・ギョンヨンさんの映画は
ここんとこ、立てつづけに3本見てます。
素晴らしい俳優さんでもあり、監督さんでもあります。
脇役たちが
アドリブで演じているんじゃないかと思う所も幾つかありました。
クジラと間違えて、サメに銛を打ち込み
船べりに来た所で差しだす網が50㎝くらいのサイズ。
他にも沢山あって
涙が出るほど笑いました。
コメディは騒がしくてあまり観ないのですが
こればかりはお薦めしますよ。
さしずめ、東映お正月映画・・・・みたいな娯楽映画でした。
