Dear ダニー  君へのうた ~Danny Collins~ | お気楽主婦の毎日Happyなブログ

お気楽主婦の毎日Happyなブログ

always be with you いつも笑っていて、いつも隣にいて・・・
always lovin' you どんな不安さえも、どんな痛みさえも・・・

世間ではお正月を目の前に買い物だ、お掃除だと

慌ただしく過ごしているであろう今日、

映画に行きました。


実は先日も中国映画『黒衣の刺客』を見て来たのですが

あまり良く判らなかったのでブログはパスしました。


ほとんどセリフの無い妻夫木聡を起用する必要があったの?


今日のは、ドラマチックな実話の映画化で

主演はあのアル・パチーノ。


劇中でジョン・レノンの

ビューティフル・ボーイ

真夜中を突っ走れ

ノーバディー・トールド・ミー他数曲が流れていて

ちょっとお得音譜



アル・パチーノが70年代にヒットを連発したスーパースターの

寂しいなれの果てを実に見事に演じています。


ダニー・コリンズはツアーは続けているものの、

歌う曲は昔のヒット曲と他人の歌ばかり。


ドラッグと酒でステージに立っても満員の観客に大歓声で迎えられ、

歌うのは40年前のヒット曲『ヘイ・ベイビードール』


そんな生活に辟易していてもどうしようもない。


翌日、婚約中の若い女ソフィーがダニーの豪邸で誕生パーティーを盛大に開いた。


多くの知人友人が集まり大騒ぎした後で

マネージャーで親友のフランクからとんでもないものをプレゼントされた。



それはデビュー間もない頃、ある雑誌のインタビューで

成功することへの不安を語った記事を

彼が崇拝するジョン・レノンがたまたま読んで励ましの手紙をダニーに送った。


「金持ちで有名になることで君の音楽は堕落しない。

音楽と自分自身に忠実であれ。」


ジョンはダニーに宛てた手紙を雑誌の編集者にたくした。

しかし、その編集者は手紙を渡すことなく、金になるとコレクターに売り渡してしまった。


何年もかかって探し続けたジョンの手紙を手に入れたフランクは

誕生日にダニーに送ったのだ。



しかも、そこにはジョン個人の電話番号まで記してあり、

相談に乗るようなことまで書いてあった。


その時、受け取っていれば、

そのとき電話していれば・・・、

自分の人生は今と違っていたかもしれないと思った。

これをきっかけにダニーはクスリと怠惰な生活とは縁を切ると心に誓った。


人生を変えると決めたダニーは、ソフィーに婚約の解消を告げ、ニュージャージーへと旅立った。


30年ぶりに新曲を作り、

未だ顔を見たことの無い息子を訪ねる。


ひたすら拒絶する息子と愛くるしい孫娘、そして妊娠中の嫁の家庭に

近づくようあらゆる力を尽くして援助しようと決めた。


わだかまりも消えつつある頃

息子のトムが母親と同じ血液のガンだと知らされる。


愕然とするダニーではあったが

このニュージャージーの小さなハウス一夜限りのライブをする事を思いつく。



家族、ホテルの支配人のメアリーをVIP席に招き

新曲のイントロを弾きはじめると、客席は『ヘイ・ベイビードール』を歌えと騒ぎ出す。


ダニーは愛する人たちの前で新曲を歌う事が出来なかった悔しさから

またクスリを使ってしまう。


楽屋を訪ねてきたトムは

孫娘の前の醜態にまた絶交を宣言する。


しかし、トムの病気をほっておけないダニーは

検査の結果を聞きに付き添う。


怯えるトムの肩に手を回しこう言った。

「ドクターがトム!と話しかけたら結果は良好、Mr.コリンズと言ったら悪い結果が出たと言う事だ。」

ノックの後部屋に来たドクターは

「ヤア、トム・・・・」と。


あらすじ書いちゃった・・・・。



おまけニコニコ

ホテルの支配人メアリーは

アネット・ベニングと言う女優さんでとっても素敵な人です。

コロコロと笑う声がまたステキ!