一昨年の11月頃、天童荒太の『悼む人』を読んだ。
彼の作品は『永遠の仔』や『家族狩り』のように非常に重い物が多いのだが
この悼む人に関して言えば印象が随分違うと思った。
主人公の青年の心情や行動がどうも解りにくく
まさか映画化されるとは夢にも思わなかった。
明日から公開になる。
明日、東京に行くに当たり時間が有るので映画でも観ようかなと思い
新宿、渋谷辺りの映画館を探ってみると
あるわ、あるわ・・・・劇場だらけ。
浜松の田舎には2カ所のTOHOシネマズとミニシアターシネマe~ra
磐田のララポートにTOHO・・・、
これしかないなんて。
しかもTOHOの3カ所は同じ物ばかりやっている。
ああ、あと1か所、エロイ映画ばかり上映している所が有ったっけ。
夜遅い時間に代官山へ行くので、それに合わせて都合がいい所で『悼む人』を上映している。
前評判は良いようだけど原作とあまり違わなければ良いけど。
余談ですが、
先日、TSUTAYAへ行ったら新作の棚に30枚ほど
『STAND BY ME ドラえもん』が並んでいた。
娘は子供たちを連れて劇場へ行った。
「み~んなドラ泣きしたんだよ」って言ってたのでレンタルしてみた。
確かに映像はTVのアニメと違ってとても綺麗だった。
しかし、ストーリーはドラえもん・・・・・。
どこで劇場のみんながドラ泣きしたのか判らなかった。
多分、寝てた・・・・