浜松人はね、ゴールデンウイークと言わないで
凧って言うんです。
「今度の凧に私は○○へ行くの」とか
「凧に風邪ひいてたから・・・」とか。
去年は震災の後の自粛ムードで
浜松まつりは中止になりました。
参加する町は年々増えて一昨年は174町あったそうです。
それぞれ凧だけとか練りは近辺の町内だけとか
参加の形態も様々なようですが…。
5月3日から5日まで昼夜通して老若男女浜松まつり一色になります。
昼は三大砂丘と言われる中田島海岸で
大凧の糸切り合戦、(最大3.25メートル四方と言われています)
夜は煌びやかな御殿屋台が市の中央や駅南を練り歩きます。
説明しにくいのでYou Tubeでも見て頂ければ
勇壮なお祭りの様子が分ると思いますよ。
祭りが終わればまた来年に夢をはせ
好きな人は一年中凧祭りです。
早い話、リオのカーニバルと同じ
頭の中は一年中ラッパが鳴り響いているんじゃないかな?
このラッパが良く分らないけど
進軍ラッパか駆足ラッパみたいなちょっとうるさいやつで
小学生のうちからみんなラッパを吹きます。
昔、浜松城(家康の出世城)の飯尾豊前守が初めて生まれた男の赤ちゃんの健やかな成長を祈って
大凧を揚げたのが起源と言われています。
今は少子化で赤ちゃんも少なくなって
女の子も凧を揚げますね。
その費用が年々高騰し赤ちゃん一人をお祝いするのに
100万くらいは掛かるようです。
この他に3月ならひな人形、5月なら武者人形
お正月には破摩弓だ、毬だと実家の方も大変です。
郊外ではあまり凧上げや夜の練りに参加しないので
うちの近辺は静かなもんです。
人混みの中で立ったままの祭り観戦は疲れますよ。
私は楽器博物館でレクチャーコンサートがあるので
一応、街中へ出なくてはいけないので憂鬱です