『母なる証明』以来、久しぶりのウォンビンを見ました
いかにも過去に深い傷を負ったであろう物悲しげな暗い瞳と
長髪の下のシャープなあごの線が
全くの別人に思えました
10年ほど前の深田恭子との共演で見て以来
ウォンビンってカッコと初めて感じました
ストーリーの根本はハートウォーミングなのに
とにかく物凄いバイオレンスアクションシーンの連続で思わず
目を背けたくなる場面もあり、
後味はウーンどうなんだろ・・・
世間を逃れひっそりと質屋を営み暮らしている
元情報特殊部隊のテシクが「たった一人の私の友達」
と信じてくれる隣の貧しい少女の為、
悪い事なら薬物、臓器売買、殺人、拉致何でもする極悪マンソク兄弟との
命をも惜しまぬ対決ぶりが凄い
しかも罠にはめられ警察とも対決しなくてはならない立場にも
残念なのは、
いざ出陣の時、彼はカミソリで長髪を
ぞりぞり切っちゃう場面が有るんだけど
髪が短くなったウォンビンは
またいつもの精悍なマスクに戻ってしまった
コメディーよりも
重い映画が好きな私には
とてもいい映画でしたね
帰り道は
少し落ち込んだ気分を
好きな音楽たちが癒してくれました
ここ2,3日毎朝4時にトイレに起きてしまう
友人たちがそんな話をしていると
「年寄りねえ」と笑っていられたのに
どうすんべ
私も誕生日を機にホントの年寄りに
突入じゃ~~い