教育-日本人の心を取り戻す
教育には知育、徳育、体育のいずれもが必要であるが、一番大切なのは徳育である。
そのためには、学校教育だけではなく、地域や家庭での取り組みが必要である。
徳とは人間の「正しく生きようとする気力」のことであり、それゆえ徳育とは、詰まる所、
日本人の心を伝えることである。
具体的には、家族や国の歴史や先達の苦労話、身近な人たちの経験を子供たちに
聞かせることから始まる。日本人の生き様を伝えることによって、命を超える価値が
あることを子供たちに気付かせることが必要である。それが徳育である。
そのためにも、日本人としての歴史観の再興が求められる。
教育基本法の改正も必要であるが、憲法同様、制定時の歴史的背景を国民に正確に
知らせる必要があると考える。