ミッドナイトスワン」を観た。

 

伊集院光さんがラジオで絶賛していたのがきっかけで観に行った。

映画館で観てよかった。見終えた後も、胸がギューッとなって泣きそうになる。

帰宅して、この映画の監督がツイッターでリツイートしていた、この映画の感想を話している人の動画を観たけど、言葉が感情に全然追いついてない感じに共感した。ピアノでは表現しきれない音があるように、言葉では表現しきれない感情がある。

 

胸がギューッってなって、のどから声を出すのを妨げているような感覚。ひとりで観に行って、帰り道にあれこれ思いを巡らすのがいいと思う。幸い、秋の爽やかな風を感じることが多くなってきた。少し長めに秋の散歩をしながら、言葉にしきれない自分の感情と向き合うのもたまにはいいんじゃないかな。

 

☆☆☆☆

この映画にでてくる主要人物は、草彅剛さんが演じるトランスジェンダーの凪沙さんも含めてほとんどが女性なのだけど、どの女性にも胸がギューッとなる。中学生の一果(イチカ)の友人りんは特に。

(ワタクシの弱さゆえ、ちょっと直視できないシーンがあったので、☆1個分減点)

 

 

 

 

 

 

9/22に配信で楽しんだけど、やっぱり生で観たいメラメラメラメラ

そんなワタクシの想いが通じたのか、9/26と9/27の公演に関してはキャパの50%から80%にまで収容人数が拡大され、追加チケットが発売された。念願のチケットを入手したワタクシは、雨の中スキップしながら世田谷パブリックシアターに行った。

 

生は、本当に素晴らしかった!!

配信で観た時も、通信障害の場面以外は楽しめたけど、生の迫力、生の情緒は本当にすごかった。動き、声、音、照明、間、客席。その一つ一つが絶妙に共鳴して、キラキラキラキラ、明るく輝く別世界が作り上げられていた。

タチアナ(主人公のマーガレットの少女時代にマーガレットの家の小間使いだった女性。今は女社長。)が日記を読むシーン。部屋の外では雨が降っているんだけど、その雨の音にすら心が締めつけられる。舞台を構成するすべての要素は舞台ならではの演出がなされている。配信動画をテレビで観たときには気づけなかったことがたくさんあって、舞台の立体感や雰囲気、空気感に感動した。

 

目を閉じて想いを馳せれば、様々なシーンがよみがえり、またすぐに泣きそうになる。舞台は生もので早送りも巻き戻しもできない、1回きりの刹那的なものだけど、印象深い場面はいつまでも鮮明。その鮮明さは、映画やドラマを凌駕すると思う。それが舞台の立体感や奥深さの為せる業なのかもしれないな。

 

同じ演目を日にちを空けずに、配信と生で観る。貴重な経験ができてよかった。どちらの機会にも恵まれたことは本当にありがたい。

ベイジルタウンの女神」を観た。

初の自宅で配信観劇だ。

 

これまで、映画館で舞台の生配信を観るという、劇団新感線の「ゲキ×シネ」スタイルの鑑賞経験はあったけど、自宅で舞台の生配信を観るのは初体験。テレビ用スピーカーも備えてあるし、18時の開演前に早めの夕食を済ませて準備万端で鑑賞席に着いた(いつものソファだけど)。

 

開発したいスラム街を手に入れるため、1ヵ月限定でそのスラム街に身一つで暮らすことになった世間知らずの女社長とその街の住民たちが繰り広げるコメディだ。

笑ったし、泣いたし、鑑賞後は爽やかな気分になる素敵な舞台だった。主役のマーガレットを演じる緒川たまきさんは、話し方と声、それから仕草がとても素敵で大好きな女優さんなのだけど、今回もその魅力が遺憾なく発揮されていてとてもチャーミングだった。

他の役者さんたちの表情までしっかり見えるし、前の席に座っている人の頭が邪魔になることもない。

 

でも、やっぱり生で観たかったな、というのが一番強く感じた正直な思いだ。

 

15分の休憩を入れて、およそ3時間半のお芝居。劇場で観る分には、全然気にならない長さだけど、自宅鑑賞だとソファに座り続けることができず、ベッドで横になってしまったり、お菓子を食べてしまったり、いまいち集中しきれない。

場面によっては役者さんがアップになって、表情の隅々まで鑑賞できるのは配信ならではの魅力だけれど、音とか照明と背景を含めた舞台装置との一体感を感じることがむずかしい。特に、ケラさんが演出する舞台は、プロジェクションマッピングの取り入れ方がすごくおしゃれで、かっこいいのに、その全貌が自分の見たいように見れないのがなんとも歯がゆい。もちろん、カメラの位置とか撮り方にはものすごく配慮されているのだけど、人の視線というのは自分が興味のある方に向かい、人の興味なんて千差万別だ。歯がゆさは仕方のないことなのだけれど・・・。

 

でも、なんといっても一番悔やまれるのは通信障害だ。視聴者全員に起きたことではなく、我が家の通信環境に起因することなのだが、一番のクライマックスで、映像が止まっってしまった。感動の告白シーンなのに、我が家のテレビは硬直したまま・・・・。別の意味で号泣した。

幸い2分くらいで通常に戻ったけど、大事な場面の2分はもう巻き戻すことはできない・・・。今回の配信はアーカイブなしの、正真正銘の1回限定生配信なのだ。そこでの通信障害は本当に堪えた。よりによってクライマックス。何という間の悪さ・・・。

 

一方で、規制が緩和され、劇場の客席はほぼフル動員だという。東京の1日当たりの新規感染者がまだ100人を超える日が多い現状で、結構な密状態の空間に居座ることは、結構勇気がいる。(チケットが入手できれば間違いなく会場に行くと思うし、東京公演の千秋楽までチケット入手を諦めてはいないけどニヤリ

そういう観点では、配信という鑑賞シーンが用意されていることは、本当にありがたい。

 

こうした環境でも諦めずに、何とか工夫を凝らして上演してくださる関係者のみなさまには本当に感謝の思いでいっぱいですビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

配信でLIVEを観る機会が多くなった。

テレビから流れる音を、少しでも本物のライブに近づけたい欲が急浮上。

ワタクシは、テレビ用のスピーカーを購入した。

 

Bose TV Speaker

 

これ、かなりおすすめ。

高さがないから、テレビの前においても邪魔にならないし、接続もめっちゃ簡単。

なのに、音は格段にクリアになるし、深化する。リモコンもついていて、Bassモードのボタンを押せば、低音がより強化される。

部屋がプチホームシアターになる。

 

CMに使われてる音楽ですら本格的。その深みに感動した。

そして、このスピーカーをつけて再認識したのが、斎藤工さんの声の良さ。スピーカー越しの彼の低音ボイスは、まさに腹に響く。

 

 

このCMの斎藤工さんの「え?」。

このたった一言が実に心地よく響くのです。

面白い。

 

Bluetooth対応だから、スマホから音を飛ばすこともできるし、ほんと便利。

 

 

 

 

 

 

 

8月。堰を切ったようにイベントの多い月だった。

イベント尽くしの8月を締めくくるのがBeing Guitar Summit vol.08 @ Blue Note Tokyo。

音楽制作会社Beingに所属する4人のギタリストによるセッションだ。このセッションライブ「ギターサミット」はすでに8回目。夏の恒例ライブとなりつつある。

 

 

 

ブルーノートでも新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言中は営業休止が続ていた。ワタクシにとっては、今年の2月下旬以来の約半ぶりに訪れるブルーノート。普段は2夜連続のライブであっても、片方だけ参加することが多いが、今回はつもりにつもったライブに行きたい熱が最高潮に高まっていたので、2夜連続の参加(さすがに、同一日の1stステージと2ndステージをハシゴすることはしなけど・・・)。

 

このセッションの最大の見どころは、4人のギタリストのハモリ。主旋律がちょっとずつアレンジと演奏者を変えながら展開されていく様子とハモリのゴージャスさがとてもかっこいいし、4人のギタリストがメインとなるメンバー構成はなかなか珍しいので、とても新鮮だ。今回のセットリストでは、2曲目の「戦場のメリークリスマス」が一番印象に残っている。

 

それから、このライブでいつも思うことは柴崎浩(WANDS)のコメントが、めっちゃ面白いってことだ。

 

 

余談。

ブルーノートも、キャパの50%の人数制限。

レイアウトは、お客さん全員がステージを向くスクール形式ではなく、テーブルを囲んで向かい合う会席スタイルだけれど、お客さん同士はなるべく対面ではなく、対角線上に座るようなレイアウトになっていた。

 

演奏中は飲食もできるけど、それ以外の時間はマスク着用。大きな声での発声は禁止。客席からステージに向けたレスポンスは拍手のみ。

慣れるまでは少し寂しい気もするけれど、慣れると全然平気。いつの間にかスタンダードになっている。歓声を上げずとも、ハイタッチをしなくても、みんな十分に楽しんでいるし、その場にいることを全力で満喫している。

 

感染対策をしっかりしつつ、可能な範囲でライブ開催を成し遂げてくださってる関係者のみなさまに大感謝。