身体の微細な変化を見逃さないで

今日はちょいと辛口に笑

看護師として多くの患者さん達と接してきて思うこと。

それは

「アンタたち、もっと自分の身体ばしっかり見ちゃらんね‼️」

ということ。

国民健康保険制度のおかげで、私たちは比較的安い値段で病院にかかることができます。

風邪を引いたから。

お腹を壊したから。

頭が痛いから。

たとえ３時間待って3分診察だったとしても、「数千円の値段でこの症状が取れるなら」と病院に来られます。

薬を飲んだら確かに症状は取れるので、「ああ良かった」と皆さん安心します。

ここが医療の便利で怖いところ。

簡単に正直が取れるから、「なんで体調崩したのか？」に目が行かないまま終わっちゃう。

自分を見直すせっかくの機会だったのに。

身体は本当に体調を崩す前に、いっぱいサインを送ってくれています。

それが「体調悪いわけじゃないけど、何だかスッキリしない」という感覚です。

見逃しそうな微細な変化です。

身体は

「ねぇねぇ、聞いてよ」

「聞こえてる？、、、オイ！」

「コラ！無視すんな！」

「、、、いい加減しろよゴラァァァァ」

と、少しずつ怒りのボルテージを上げていき、ちょっとした体調不良はいずれ病気へと変化していきます。

身体がブチ切れるまえに、変化に気づき改める。

身体を冷やしてなかったかな？

無理をしてなかったかな？

気付かないうちにストレス溜め込んでないかな？

食事は適切だったかな？

と身体に聞きながら労る。

それが大事だと思います。

命に関わる病気を見逃さないために、適切に病院を利用することは大切なことです。

でも自分で出来ることは自分でする。

変化に気づく感覚を養うことは誰にでもできます。

本当の健康は手間が掛かります。

お薬飲んでハイ終わりって、そんな単純なものではありません。

自分と向き合って体調をつぶさに観察し、

なにが食べたい？

なにを着たい？

どのくらい休みたい？

どのくらい動かしたい？

と耳を傾けてあげてください。

身体にも個性があります。

ネットやテレビからの情報もいいですが、まずはあなた自身の感覚を大切にしてください