うおっΣ(゚Д゚)!
録画してあったTVアニメ「タクトオーパス」を発掘したので、
せっかくなので全12話一気に見返してみました。
ほとんど内容を忘れていたので「あーこういう話だったなぁ」
と思い出しながらの鑑賞となりました。
というか、録画しておいたことすら忘却の彼方だったのだな私。
しまったコレ、ゲームのサービス終了前に発見したかったな。
ここでぐたぐだ文句言いつつもゲームが終わった直後は喪失感が

けっこう大きかった。まぁ毎日欠かさずやってたからなぁ……

その喪失感を埋めるのに、この録画は役立ちました。

 

 

以下、作品のネタバレがある雑談となりますので、気をつけて下さい。

 

 

【takt op. Destiny】←アニメ版のタイトル

高品質で作画も安定した映像。安心して見ていられる。

第1話はお披露目だからか、比較的軽く、コミカルな描写が多い。
建物の上から落ちたタクトが地べたにめり込んで人型の跡をつくるくだり、
美麗な作風にあるまじきギャグ表現で「なんぞこれ」と感じたのだけど、
アレはムジカートとリンクしているがゆえの頑丈さを表していたんだろうな。

 

コゼットは出撃するたび建物を壊して迷惑。やべえこいつ。

タクトは誰に対しても尊大な態度。だめだこいつ。

アンナはそんな二人に挟まれた苦労人。乙。

ドタバタ珍道中が予想できる組み合わせですね!

 

「自分の巣を樹海にするピアノバカ(好意的な表現)」なタクトの設定が
なんとなく誰かを彷彿とさせるなぁ。
第2話~3話、おせっかいなコゼットが冷め切ったタクトの心を
少しずつほぐしてゆくくだりからの、コゼットがムジカートになる流れ、
悲劇的ドラマチックで涙腺がビキビキに刺激されます。

レニーとタイタンの関係値もツボる。彼らは存在そのものが救いなのよ。

ワルキューレとタクトは初対面から最悪の印象だったのね。

最後に会ったときもタクトの余裕のなさから雑にすれ違ってしまったし。

20年後にタクトへの態度がアレだった事に納得。

悪役として出てくる前座の人は予想通りのザコっぷりをいかんなく発揮。

ムジカートの地獄は終始恐怖の対象。あいつ怖いわ。
地獄の足下がリターン・トゥ・オズのホイーラーズみたいだと思った。

後半はレニーとタイタンの話でまた泣けるのよね……
初対面から別離まで、良いコンビだったんだなぁと。
レニーの名前はバーンシュタインから拝借されていたのかな?と

この回のEDで遅ればせながら気づいた。

 

真の黒幕であるザーガンの行動、作中での説明はあったけど、
結局何をしたかったのかよくわからなかったな。
戦禍で苦悩して頭がおかしくなってしまい(よくあるやつ)、
なんかよくわからんけど突如大規模なパニックを引き起こして、
人を救いたいと言いつつ多数の犠牲者を出して、
散々迷惑をかけてから討伐された変な人という印象しか残らん。
人類共通の敵はD2なのに、ラスボスとして人間に出てこられてもな。
20年後でも強敵として出てきたのはムジカートだったし、
結局人は人同士で争う運命から逃れられないのか……

月光、アリア、くるみ、きらきら星、木星、カルメン、幻想等
アプリに登場したムジカート達がアニメにチラッと出ていましたね。

コゼットは最後、やはり消滅していたんだな……(T-T)。

のちに復活したところを見るとタクトと融合していたのかも?
残されたF字孔(この字で合っているかどうか不明)を所持した
アンナがのちに運命となる流れは「運命」なのでしょうか。
よく見たら、アンナが運命になるというのはアニメの最後で
示唆されていましたね。当時は気づかなかったな。
20年の間に何が起こったのか、タクトには治療が施されたのか
(白髪も腕も治っていたっぽいし)、
アンナがどんな思いでムジカートになったのか、
色々知りたくなるのです。

そんで目が覚めてからのタクトはアニメとは実質別人だなぁと、
しみじみ感じるのでありました。
コゼットはいないしアンナもムジカートになってるし、
けっこうずっしり浦島太郎的な重い展開が起こっているので、
目覚めたときにそんな事実を突きつけられるよりは、
過去の記憶なんてないほうが幸せであるのは確かなのかも。

ところで、ムジカートになった時点で、素体とは別モノという話が
アニメ作中にあったような気がするんだけど、
アプリには死亡する寸前に素体の頃の記憶が戻るという話があったし、
そのへん設定的にどうなんでしょう。
どちらにしろ、死ぬ寸前に過去を思い出すなんて悲劇だと思うけどな。

アニメ最終話の後に流れたアプリの予告映像を、
今見るのは切ない。
アニメからアプリに続くストーリーの流れもあったし、
アニメ終了後、即座にアプリリリースされていれば
作品の盛り上がり方も違っていたのかもしれないですね。
間が開きすぎたのよ。いろいろ忘れちゃっていたし。

ゲームの早期サ終つくづくもったいない。
というか、そもそもソシャゲに向いている作品ではなかったのでは。
シナリオが充実したビジュアルストーリーサウンドノベルとかで、
コンシューマゲームとして復活して欲しいと思ったりもします。
アプリ版のようなバトルはもう面倒だからやりたくないです……

サ終前に読み返している時間がなかったので、
アプリのメインストーリーが公式で公開されているのは嬉しくありがたい。

公式もサ終は不本意で、こういった形で作品を残したかったのでしょうか。

まらしぃさんのピアノアレンジも全て聴ける。

このまま末永く公式チャンネルを残していただきたいものです。

 

アプリでは、
シェヘラザードとエニグマ、クリスマス運命が残念ながら未入手でした。
手元に来てくれた全員と契約を交わして、

(多人数との契約は世界観としてどうなんだ? いいのか? と思いながら)

そのときのやりとりを再度楽しんで終わりました。
ところでアプリやってる最中よく、

「コンダクターである前にピアニストなんだから
ピアノひいてよぉタクト」と、

思っていたことを今さらながら記しておきます。

ところでサ終後に「今週の遠征がもうすぐ終了です」と通知が来ていて草。

 

 

 


サ終直前にとっといたスクショを思い出としていくつかここに置いておきます。

 

前記事にも貼ったけどこの絵が一番好きでした。
タクトの表情がアニメ版に近いし、それがコゼットに向けられているのがもう。
 

 

威風堂々ちゃん可愛い。
 

コゼット好きです。
 

運命さんも好きです。バトルで一番活躍してくれた彼女。
 

タイタンたんも好きです。髪色のグラデがたまらん。
 

サ終後のダウンロード(笑)時に取れたスクショ。