タイトーの名作シューティングゲームの3部作、
レイフォース、レイストーム、レイクライシスを収録したタイトル
レイズ アーケード クロノロジー」が先日発売されましたよ。
私は迷わずパッケージ版を買いました(Switch版)。
過去にかなりディープにハマった作品としてはやはり、
DL版ではなく物理的に持っていたかったわけです!
購入したのは敢えて、付属品満載の特装版ではなくパッケージ単体。
 

 

 

キービジュアルは書き下ろしのイラストとのこと。
さらに楽曲担当TAMAYO氏の書き下ろし曲もある。ふぉー! アガるー!

 


レイシリーズの魅力はなんといってもロックオンレーザー。
美しい弧を描きながら敵を屠る刹那の光……

対象物を一掃できる爽快さが病みつきになりましたね。


「レイズ アーケード クロノロジー」(略して以下クロノ)
このタイトルが素敵なのは、

アーケード版収録なので無限にクレジットを投入できて、
それに加えて難易度設定もあるし、

どんな下手くそでもゴリ押しクリアができるってこと(笑)。
途中で心を折ることもなく、思う存分なめ尽くすように遊べる! ひゅー!
うん、私は昔から下手の横好きなんだよね。だからありがたいよ。
そんなわけで、
コイン積んで連投しなくても自宅で好きなだけできちゃう状況は神♪ うえーい!
いや現在もうゲーセンにレイシリーズは置かれていないし。

あっても特殊な店だけだし。
そもそも当時も、ゲーセンでコイン連投ゴリ押しクリアはしてないし……

筐体の占領は嫌われるしね。
とはいえ今にして考えてみれば、

1コインでクリアする凄腕シューターやスコアラーよりも、
コインざくざく連投下手プレイヤーのほうが

店側にとって営業的にはありがたい存在だったのでは?
身も蓋もない話ですが。


クロノの話に戻ると、コンフィグで色々なことができて楽しい。
難易度設定はもちろん、
アーケード版とコンシューマ版スペシャルモードの音楽を選択できる面白さ。
それもコンシューマ版スペシャル面ではなく

オリジナル面にスペシャルモードの音楽を載せるわけで、
なんだか新鮮なプレイが楽しめました。
私は下手ですが音楽聴きたさにプレイを頑張る派なので、
気分で音楽を切り替えて楽しんでいます。
特にヘッドホンをすると低音SEとドラマチックなサウンドに包まれて

どっぷり没頭できてナイス。

しかしクロノ……このソフト、処理落ちをなんとかしてもらえんか。
レイストとレイクラのプレイ中何度となくゲームも遅くなり音楽ぶっちぶちで、
キレそうになる場面がありました。
そりゃスプライトのチラつきと処理落ちは

当時のコンシューマSTGの風物詩ではあったけどさぁああ!
でもプレステ版の時は感じたことのなかったストレスですこれ。
よもやSwitchの時代でこのような仕打ちにあおうとは。
修正アップデートを待つしかないのか。そもそも修正してくれるのか。

 

ともかく――

さあ、やろうか!

 

 

選択画面を見ただけでワクワクが止まらない。

 

収録作品はレイフォース、レイストーム、レイクライシスのアーケード版と、
レイストーム、レイクライシスの高画質HD版です。



以下、懐古厨っぽくタイトルごとに色々思い出を書き殴ります。
情報系は雑誌「GAMEgene」の特集記事を参考にしましたが、
思い出を掘り起こして書く昔のことは記憶違い勘違いも多々あるかも。
そんな箇所があったらスミマセン。

 


◆RAYFORCE(レイフォース)
アーケード版1994年発売

 

1面ボス登場

 

始めてラストシーンを見たときに泣いた記憶が。
今回久しぶりに見てまた泣けたわ……
ニンジャウォリアーズと同じ理由で泣けた気がします。
このドラマ性が、妄想力を働かせることとなった主な原因ですね。

(ちなみに当時は自力でクリアできず、販売されていたビデオで観ています。

物語の実写版なんてのもあったね)

 

なんでも開発中にタイトルが素案「レイヤーセクション」、
社内タイトル募集で「ガンロック」「レイフォース」が出て、
アンケート結果で「レイフォース」に決まったとのこと。

で、海外のアーケード版が「ガンロック」、
商標の都合により「レイヤーセクション」というタイトルで

セガサターン版が1995年に発売。
のちにWindows95版の「レイヤーセクション」も出ています。
レイシリーズはその他にもプレステとWindows、Xbox360、

iPhone/iPadで出ています。
私が所持しているのはWindows版の、1999年に発売された廉価版のようですが、
持ってはいるもののプレイした記憶がない。
PCで起動できなかったのかもしれません

(パソコンにありがちな罠というか私が低スキルなだけか)。
ただ、起動してもPC用ゲームコントローラーを所持していなかったので

プレイは無理だったかも。
キーボードでSTGって……できるのか?
ちなみにSwitch版で「レイヤーセクション&ギャラクティックアタック」

というタイトルも出ているのを確認。
「ギャラクティックアタック」はレイヤーセクションの海外版タイトルみたいです。

つまりこの作品については、

国内アーケード版 レイフォース

国内家庭用 レイヤーセクション

海外アーケード版 ガンロック

海外家庭用 ギャラクティックアタック

と、それぞれタイトルが違うということに。

いろいろまぎらわしいな。

当時アーケード音源とサントラCD

(1994年にサイトロン2000シリーズ第1弾として発売)に収録されている楽曲の音源が

明らかに異なるという食い違い?がありましたね。

その後に発売されたレイヤーセクションでサントラ収録音源が使われたっぽい?
それとも、もともとレイヤーセクション用に調整した音源をCDに収録したのかしら?
今回クロノで始めて、CDに収録されているバージョンが

レイヤーセクションで使われているということを知ったのは秘密だよ!(笑)
今回どちらの音源でもプレイできることに、地味に感動しました。

開発側のゲームストーリーと、

作曲者側のイメージストーリーとが食い違うのですが、

開発側→開発時になかった設定をサントラに付属させる設定集のため急いで制作
作曲者→別の観点から考えた新たなるストーリーを作り出し、

様々な世界を空想し、そこに音符をはめ込んでゆくという、

イメージを膨らませながら作品を創るスタイル

なので齟齬が生じるのは当然というか、

しかしそれでいてゲーム画面と世界観を盛り上げる演出としてのBGMは、

プレイヤー側から聴いてぴったりハマっているように思えましたので

結果オーライかと。

まぁそういうわけなので矛盾が生じて当然と理解したうえで

設定を読み込みプレイしつつ、

受け手側としては好きなように脳内補完して楽しんでいましたねー。


◆RAYSTORM(レイストーム)
アーケード版1996年発売

 

4面冒頭シーン


シリーズ2作目となる作品。
1997年に発売されたプレイステーション版ですが、
アーケード版はどんなにがんばっても1コイン5面程度までが限界だったので、
自宅で思う存分できる環境が嬉しいのなんの、当時濃厚にプレイし続けていました。
ユグドラシルを倒す快感に浸る深夜2時とか。

そのあと普通に出勤だったり。馬鹿。
プレステのエクストラモードは夕日で始まるスタートにしびれたものです。
このへんからサントラCDはサイトロンではなく

タイトーのレーベルで発売されるようになりました。
ZUNTATAのファンクラブ「Z-FREAKS」なんてのもありましたね。
ちゃんと会員ナンバーが印字された会員カードまで手元にあるのですが、
何かイベントがあったかどうかまったく思い出せません。
アレンジ版も含めブックレットに収録されていたイメージストーリーにのめり込み、

妄想も大いにはかどったものです。
はかどりすぎて色々楽しんだなぁ。
久々にプレイして、パターンなどほとんど忘れていましたが、

やっているうちにじわじわと感覚がよみがえってきて、
ふおおおおおおお、楽しい、楽しい、やっぱり楽しいよ~!(T-T)とエキサイト。
しかしSwitch版のコントローラーでやるとちょっとキツい。左手の親指がイタい。
本来ならジョイスティックがあるといいのですがねぇ。
昔はPCエンジン、メガドライブ、プレステ本体を買う度

ジョイスティックもそろえていましたが、さすがにもう買う気力まではないかな。


◆RAYCRISIS(レイクライシス)
アーケード版1998年発売
プレイステーション版2000年発売

 

へぼいプレイ画面なのは気にしないで(笑)

ここの緑色がたまらなく好き


ストーリーの発端となった物語がこれ。

電脳空間ダイビングは当時燃えるテーマでした!
そりゃもう全力で妄想大爆発してましたが、まぁそれはそれとして。
ゲームとしては異色でとっつきにくいところがあった印象。
少なくともアーケードでは、私はあまり触れられませんでした。
大音響のゲーセンでは、音の一部だけがすごく聞こえるけど
音楽そのものはほとんど聞こえなかったのもマイナス点。
ただ音楽は、早めにサントラが出たこともあり

ゲームができなくても想像力だけは膨れ上がりましたね。
1曲最大15分くらいあって、

「なんだこれゲームではどう使われてるんだ!?」と驚いたものです。
楽曲そのものに心底シビれた……
曲名もぶっとんでいましたしね……

世界観に浸るのにいい感じのイメージストーリーもあり、
手前勝手な想像がはかどること(笑)。
家庭用が出て、ようやく好きなだけ遊べる、

どんな感じに曲が使われているのか確認しながら遊べる~と歓喜。
音楽はしっかりぴったりだったと思います。
道中曲→ボス曲への切り替えがない楽曲演出っていいよな。
確かダライアス外伝もそういう曲でしたね。かっこよかった。
音楽好きとしては、
せっかく曲がつながっているのに面クリ時に曲が途切れる、
コンティニュー時にも途切れるのは地味にストレスでした。
プレステ版のスペシャルモードの完全新曲「Blue -地球に棲む日-」、
当時の私はカセットテープ(笑)に録音して、
メモ帳で趣味のwebサイトを作るときにヘビロテしていました。
のちに発売されたプレミアムボックスに、
ちゃんとつなげたものが収録されたのが喜ばしい出来事でしたね。

ところで真のエンドを見る条件?として、インフィニティーという

かもめの玉子みたいな敵と対峙するシーンがあった記憶があるのですが、
そこに到達する方法が思い出せません。

どうやってたどり着いていたんだ当時の私。
浸食率の問題か? いやーさすがに忘れるわ……
攻略本はどこかにあるけど探すのが面倒。

まぁそのうち、気が向いたら掘り返すか。

サントラとか攻略本とかそれなりにあるのに、家屋のあちこちにしまわれていて
発掘するのも骨が折れそうです。

それだけの月日がたったということですね(遠い目)。
レイフォース発売からもうすぐ30年かぁ……ふぁー……ぐはっorz
音楽はパソコンに入れてあるのでいつでも聴けますが。

↓表層にあった物品をとりあえず並べてみた
ゲーメストムックの攻略本と、ゲームソフト

 

4/22追記

アップデート来た!

アプデ後プレイの手応え、どうやら処理落ちしなくなっている感じです。

 

あと発掘したレイクライシスの攻略本を確認したところ

「浸食率100パーセント未満、コンティニュー5回以内」が

真のエンディング条件とのこと。ただしコレはプレステ版の攻略本なので、

アーケード版の条件が同じとは限らない……

条件がノーコンティニューとかなら、私には無理orz

 

 

レイ関連で発掘した色々↓

そういやレイストーム攻略本収録のペーパークラフトも作ったなぁ。