佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019
ミュージカル『オン・ザ・タウン』を観てきました。
英語上演・日本語字幕付。
上野の東京文化会館大ホールにて。


佐渡裕指揮の舞台を鑑賞するのは、
確か「キャンディード」(2001年)以来。
……光陰矢の如し。

 


『オン・ザ・タウン』は、
『ウエストサイドストーリー』でお馴染みの
レナード・バーンスタインが最初に書いた舞台作品。

1944年初演ということで、舞台設定は時代を感じますが、
軽快なコメディミュージカルとしての面白さと輝きは
色あせていないのでしょう。
この公演は新しく演出家を招き、
ロンドンにてキャストのオーディションを
行った上での新制作ということで、
物語内の時代は古いけれど内容は生き生きとしていて新鮮でした。
悲劇的な話ではないので気楽に観られたし!

 

管弦楽団の気合とレベルが半端ない。
私の中では、音楽>ダンス>歌という印象でした。

歌より踊りの方が多かったような?

ストレスのない良い席で、
とても楽しく鑑賞することができました。


1949年には映画化もされましたが(邦題・踊る大紐育)、
この映画版では、バーンスタインの曲は一部だけで、
大半は別の作曲家が新しく書いた曲が使われているそうです。
なんでだよ舞台を観て興味を抱いて円盤買おうと思ったけど
それ聞いてやめたよ~( ゚Д゚)。


この公演、パンフレットを無料配布していました。太っ腹。
それなりにちゃんとした冊子で、情報びっしり。
すみずみまで楽しめる良い舞台でした。