タクシー会社の企画による、心霊スポットを巡るツアーの中継生放送。

前にも書いたとおり私はホラーが苦手なのですが、
この放送だけはなぜか毎年楽しく観られて、お気に入りです。
コメントのおかげで「楽しい>怖い」という感じなのですよね。
タクシー以外の心霊は本当に怖そうなので基本的に見ないよっ!(笑)


さて、特別編が終わって、今夏のタクシー放送も完結してしまいました。
冬にも放送があるといいなぁ。昨年のは気づかず見逃した~(泣)。


とりあえず、思いつくままに雑文感想を書こうと思います。
ネタバレもありますので、これから見ようと思っている方は、
こちらの記事を読む前に本編をご覧になって下さいね。


特別編の前半は「殿とおともの深夜わくわく珍道中」みたいな印象でしたな。
先にどんどん行っちゃうのはいかにも「エライヒト」という感じ。
というか心霊スポットに複数人凸だと
怖さの要素がほぼなくなることに気づきました。
まぁ殿(マロンと呼ばれていた代表取締役)が
楽しそうで爽やかで面白かったのでこれはこれでいいか。
ただ深夜の野外で、地声でしゃべるのはあまりよろしくないかと。
近隣住人に通報されぬよう気をつけているならいいけど。
置き去りは「まぁ戻ってくるだろう」と判るから笑えますが、
本当に部下を置き去りにしたらパワハラの証拠映像になっちゃいますね。
正垣さんのクールさと、ノリの良さが素敵。

しかしこの企画、「別動隊がいるよね?」と思っていたら
(スポットごとにミッションを仕込む係がいたから)
案の定いましたね。

後半は打ち合わせ通りなのか思いつきなのかよくわからないけど、
別動隊にバトンタッチで「タクシーではない心霊スポットツアー」に切り替わり、
やたらモメながら凸していてこちらも珍道中っぽかったなー。
運コメの仕事ぶりもツボでした。



特別編以外の感想。
第六夜の最後のアレは盛り上がったけど、一度きりのドッキリですかね。
心霊系でああいうのをまたやられたら、たぶん興醒めしてしまう。
時間的にあり得ない場所での人との遭遇で木村さんがパニックになっていましたが、
まともな言葉が発せなくなる、人の顔が識別できなくなる、
動機の激しさが治まらなくなるetc……あれは無理もない。
私も似たようなことでパニックになったことがあるからわかりますわ。
ヤバイ存在との急激な邂逅はマジで生きた心地がしないという。
やはり一番怖いのは生きている存在ですわー。

ただ神社などは、深夜に徘徊していた知的障害の人が
途方に暮れて境内に佇んでいるというケースも過去にあったので、
絶対に人がいないという思いこみは取り去った方がいいかもですが。


放送では色々なスポットが登場しましたが、
昼間に行くとどんな場所なのかな?と興味がわいたりもします。
でもまぁ実際に行くことはないと思います。
昼間でも怖いし!
そういえば

八王子の「舗装されていない車道」(ガチの栗が落ちてた場所)がどうにも気になって、
どんな景色なのかな?と、ストリートビューを閲覧してみました。
うーん、本当に昼間はなんの変哲もない道路なんだな。
グーグルカーがあの道に入って行ったかと思うとなんか笑えます。
本当にあの車、行けるところはどんどん行くんだなぁ。

あと印象に残っているのは、キャンプ場へ続くトンネル。
長尾さんが真っ暗な中を進んでゆく映像がじわじわ来ました。
トンネルの昼間の写真を検索してみましたが、明るくてもなんか怖い。
キャンプ場が営業している頃、
あのトンネルには電気が通じていたのでしょうか?
見た感じ電気の設備がなかったような…… 
ひいいい心霊スポットじゃなくても恐いわ。
でもヒルはいなさそう。



来年もまたこのタクシー放送企画があればいいなーと期待しつつ。



どうでもいい蛇足。
今年はついでにホラー枠の
「声優が弟切草をプレイしながら朗読する」という放送も観てみました。
このゲーム自体が久しぶりすぎて、ほぼ内容を忘れていたので新鮮でした。

観ているうちに色々と思いだすスタイル。
初プレイだと常識的な話に落ち着くけど、
回を追うごとに選択肢が増えて段々変な展開になっていく……
というゲームでしたねそういえば。
二人の声優によるプレイは、
途中から怪魚編になりそうでハラハラしましたが(笑)、
軌道修正して、そこそこシリアスな話に戻りました。
しかしこれカテゴリがホラーだったんだ……と今更ながら思います。
私、ホラー苦手だったんだけどこのゲームは別に怖くなかった、
というかホラーだと思っていなかったかもしれません。