ミュージカル『マディソン郡の橋』を鑑賞してきました。
『キャスト』
ロバート 山口祐一郎
フランチェスカ 涼風真世
マリアン 彩乃かなみ
マイケル 石川新太
キャロライン 島田彩
ダンサー 加賀谷一肇
チャーリー 戸井勝海
マージ 伊東弘美
バド 石川禅
3/9追記ですみませんが、読み返して気づいたので。
以下の文章にネタバレありです。
「マディソン郡の橋」を読んだことも観たこともない方は、
ご注意下さい。
原作は1993年に日本でも大ベストセラーとなった同名小説。
クリント・イーストウッド主演で映画化もされたそうですが、
残念ながら私は観ていません。原作は読んだはずですが、
この舞台を見たあとに棚から本を発掘して再読してみたら、
あらすじ程度にしか覚えていなかったことが判明。
まぁ25年(!)も前に読んだ本の内容なんて、
よほど愛着がなければ忘れますね。
正直あまり好きにはなれない物語だったので……
いくら綺麗に見せられてもぶっちゃけ不倫の話だし、
永遠の愛とか言われてもね。
創作と割り切って「ロマンティックな話だわ」と
楽しめるかどうかは人それぞれかな、と思います。
でもそのへんの感想は一旦置いといて、
ミュージカル作品として純粋に楽しんできました(笑)。
この舞台の聴きどころは、全編。
ミュージカル『パレード』の
ジェイソン・ロバート・ブラウンによる
ドラマチックで美しいメロディの数々がもう素晴らしい!
壮麗な旋律のオープニングで一気に世界へ引き込み、
陽気なかけあい(内容はケンカ腰だけど)の歌に乗せて
フランチェスカの家族が描かれ、
そしてロバートとの出会いへと流れるように続いていきます。
ピアノやアコースティックギターの音色の心地良さ。
とにかく音楽の多彩さとロマンティックさにうっとりし通しでした。
涼風真世さんの歌唱力も圧倒的!
ずっと聴いていたい気分。
メインが歌っている最中にダンサーが過去表現をする方式って
『パレード』でもありましたが、同じ構成作家の手によるもの
なんでしょうかね?
(追記・あれ?「貴婦人の訪問」のほうだったかな。うろ覚えでした、スミマセン)
ところでシアタークリエですが、
地下鉄から行くルートの場合、
日比谷線の階段を使って日生劇場の前へ出るより、
東京ミッドタウン日比谷(3/29OPEN※)の通路を利用したほうが、
日比谷シャンテの地下に直接出られて便利でした。
しばらく行かないうちに随分変わっててびっくり。
(※オープン前でしたが通路は開通していました)
マディソン郡の橋 日本版webサイト
http://www.tohostage.com/madison/index.html
ブロードウェイ版動画
https://www.youtube.com/watch?v=b12dsVr0vqE