年始はダラダラしていましたが、正月休みも終わり、
普段なら休日まで働いている日々です。はふぅ。モットヤスミタイ。

少ない休みの日は年末年始で録画していたテレビ番組を消化しています。

まぁ雑談的に感想などを。

◆風雲児たち
大黒屋光太夫がロシアを彷徨っていた連載時から
単行本を買っている程度に愛読している作品が、
三谷幸喜脚本でNHKドラマ化。今更かい!?みたいな。
解体新書編は特に好きなエピソード。
NHKだからか、おふざけな漫画的表現はあまりなく
ちょっとコメディな味付けのゆるい時代劇な印象でした。
特に悪くはななかったんですが、私的には物足りず。
『風雲児たち』の空気は、やはり原作でしか楽しめないか。

 


◆DOCTORS~最強の名医~新春スペシャル
このシリーズはゆっくりですが、たまにこうして復活
してくれるのが嬉しい。
何か企んでいる笑顔が怖いけどカッコイイ相良先生と、
とりまきの人が何故愛想を尽かさないのか不思議でならない
森山先生(院長)というクセのあるキャラが良い。
野際さん扮する院長がもう出演しないのは寂しいですが、
今後もシリーズが続いていくことを期待します。
なんか思わせぶりな終わり方だったよね……


◆君の名は
地上波初放送ということで、新海誠監督作品を三日連続で放映。
「秒速5センチメートル」
「星を追う子ども」
「言の葉の庭」
「雲のむこう、約束の場所」
「君の名は」
と、五作品を一気に見ましたわ。
作風が好み。
背景と世界観が生み出す空気が美しく、何故だか郷愁を感じさせる。
いずれの作品でも男女の仄かな恋愛が描かれていますが、
その先行きは必ずしも……
っと、ネタバレになるのでよしましょうか。
「君の名は」を観たあと、
浅田次郎原作「メトロに乗って」を思いだしました。
ネタバレになるから、理由はこの記事の一番下に書いておきます。
ネタバレOKな人だけご覧ください。


◆ポプテピピック
昨年からチラチラと視界に入り込んできていた漫画作品、のアニメ化。
(密林逍遥をしているとやたら単行本の表紙画像が表示されたもので)
興味本位で見てみたら、すべてが変でコワレ気味の異色作。
こういった異色短編の連作は、ウゴウゴルーガを思いだすな。
ニコニコ生放送の閲覧数が凄いことになっていて怖いですな!
秋葉原のアニメイトでの「お面配布」が、予想外に人が集まったため
警察指導が入って中止になったとのこと。
うん、なんか本当にすごいんだね……

 


◆魔法使いの嫁
あれ、これってもしかして原作に追いつき、追い越し……?
完成度の高い作品ですね。


◆おそ松さん
第二期の1クール目はあまり好みではない脚本と描写が多かったけど、
実松さん以降、なんか楽しくなってきたと思います。
実松さんの「次回『実松、死す』お楽しみに」
というナレーションで爆笑した。
主役が「死す」のに「お楽しみに」って!
エンディング映像はちょっと怖い。

おそ松さん、ゲーム「ぷよクエ」とコラボ中なんですが、
ぷよを六つ子仕様にするなど気合が入りすぎていて、
ギルド掲示板では、やはりというかかなり不評です。
まぁファンでもない人にとって六つ子なんて可愛くないだろうし、
だいたい全員同じ顔だし(笑)ガチャしてもつまらないよね。
いやもうおそ松がコラボ先で嫌われるのには慣れちゃったけど、
それにしても嫌われすぎだよ……
まあでも、収入がなければ運営自体が危ういのが課金制ゲーム。
欲しいカードをあらかた入手してまったりしちゃった既存ユーザーよりも、
新規にDLしてもらってとにかく新たな課金者を増やしたい、
そのために客を大量に抱えている人気作とのコラボに、
世界観がまったく違っても積極的にならざるを得ないという
メーカー側の意図は想像つきます。
どのくらい成功しているのかどうかは知らんけど。
私は、ぷよクエには初期に課金しているので今は無課金でやっています。
ハマれば無制限にお金が溶かされるゲームって恐ろしいですわ。
こんなんじゃいずれ運営が力尽きるよね……



2018年7月から「はたらく細胞」がアニメ化だそうです。
原作人気あるしやるかな~と思っていたけど、やはり来たか。
怖くてキュートな白血球さんが動いて喋るのは、素直に楽しみです。




↓以下の文章は「君の名は」「メトロに乗って」のネタバレになります。
ご注意下さい。


「君の名は」を観たあと「メトロに乗って」を思い出した理由。
主人公の男性の記憶から、彼女の存在が急速に消えていくところが、
なんか似ているなぁと思ったのです。
「君の名は」ではお互いの体験を覚えていないものの
再会できて未来につながりそうだったけれど、
「メトロ」は彼女自身がこの世から自分の存在を消してしまい、
「いなかったこと」になるのが切なかったのでした。

「メトロ」ミュージカル版を見たくなったところに再放送の知らせが。
なんというタイムリーな。
しかも初演キャスト! これは嬉しすぎる。
仕事帰りに無理矢理スケジュールねじ込んで劇場に駆けつけた当時の思い出。
彼女の記憶が消えてゆくくだりの石川禅さんの芝居が秀逸でね……号泣しました。