東急シアターオーブにて、
来日公演ミュージカル
『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート
(JOSEPH AND THE AMAZING TECHNICOLOR DREAMCOAT)』を
二週連続で観てきました。
旧約聖書のヨセフ物語をベースに、
「キャッツ」「オペラ座の怪人」等の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、
「アラジン」「ライオン・キング」等の作詞家ティム・ライスが
学生時代にコンビを組んで製作した作品。初演は1968年!
今回の上演は新演出版だそうです。日本語字幕付。
以下、物語のネタバレがありますので注意して下さい。
「レ・ミゼラブル」と同様、
すべての歌を音楽に乗せて表現するオペラ形式のミュージカル。
女性ナレーターの歌に沿って物語が展開していくのですが、
いやー、これ楽しい楽しい! 超楽しくてハッピー!
ヨセフの人生は理不尽で悲劇的展開に満ちていて波乱万丈なのですが、
陽気な音楽にのせてノリノリで語られるので、
観ている方が暗い気分に見舞われずに済みます。
父から愛情を注がれまくって少々調子に乗っているヨセフ。
それに嫉妬した11人の兄弟たちがヨセフを殺そうとするが、
予定を変更し、彼を奴隷としてエジプトに売り飛ばしてしまう。
初っ端からヒドイ展開なのに、舞台の雰囲気はコミカルで陽気。
富豪に買われて働くが、妻との浮気を誤解されて投獄され、
打ちひしがれて悲嘆にくれるヨセフ。でも、なんだか絶望感がない。
その後、夢を解析して未来を予言する力で地位を得たヨセフは、
飢饉にみまわれ食料を求めてきた兄弟たちと再会。
ヨセフは彼等の心を試すために、末弟に泥棒の濡れ衣を着せて糾弾するが、
兄弟たちはカリプソに乗せてやたら陽気な弁明を展開。
なんだかんだで最後はハッピーエンド、華やかなレビューで幕を閉じる――
上演時間80分強(他のミュージカルと比べると短い)とは思えない密度の濃さ。
なによりもキャストが全編パワフルで素晴らしい。
兄弟たちのコーラス、息の合いっぷりが見事。
エルビス風なファラオは、圧倒的存在感で客席を引きつけるヘロデ王や
ラム・タム・タガーを彷彿とさせますね(作品の時代的には逆ですが)。
客席の中年男性達がファラオの歌を特に喜んでおりました。
ファラオはオジサンキラー!(笑)
初回は最初、客席の反応がいまいち弱い感じで心配でしたが、
後半になってくると舞台のノリに引き込まれたのか拍手もパワーアップ。
二回目はしょっぱなから客席のノリがよく、舞台と一緒になって
どんどんヒートアップ。楽しかったですよ!
二回目は80分が短く感じました。もっと観たいー!という意味で。
舞台のラストに撮影タイムが設けられていました。
最近の舞台では珍しいことだと思います。
アツい舞台を観ることができて、充実した時間を過ごせましたよ。
いいね来日公演!
二週連続というのは、初回見てあまりにも良かったので、
そのまま劇場で翌週のチケットを購入したことによります。
レミゼに通っていた頃はごくフツーにとっていた行動ですが(笑)、
今回久しぶりにやらかしました……。
それくらい作品が良かったということですわ♪
ヨセフ公式サイト↓
http://news.joseph2016.jp/
来日公演ミュージカル
『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート
(JOSEPH AND THE AMAZING TECHNICOLOR DREAMCOAT)』を
二週連続で観てきました。
旧約聖書のヨセフ物語をベースに、
「キャッツ」「オペラ座の怪人」等の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、
「アラジン」「ライオン・キング」等の作詞家ティム・ライスが
学生時代にコンビを組んで製作した作品。初演は1968年!
今回の上演は新演出版だそうです。日本語字幕付。
以下、物語のネタバレがありますので注意して下さい。
「レ・ミゼラブル」と同様、
すべての歌を音楽に乗せて表現するオペラ形式のミュージカル。
女性ナレーターの歌に沿って物語が展開していくのですが、
いやー、これ楽しい楽しい! 超楽しくてハッピー!
ヨセフの人生は理不尽で悲劇的展開に満ちていて波乱万丈なのですが、
陽気な音楽にのせてノリノリで語られるので、
観ている方が暗い気分に見舞われずに済みます。
父から愛情を注がれまくって少々調子に乗っているヨセフ。
それに嫉妬した11人の兄弟たちがヨセフを殺そうとするが、
予定を変更し、彼を奴隷としてエジプトに売り飛ばしてしまう。
初っ端からヒドイ展開なのに、舞台の雰囲気はコミカルで陽気。
富豪に買われて働くが、妻との浮気を誤解されて投獄され、
打ちひしがれて悲嘆にくれるヨセフ。でも、なんだか絶望感がない。
その後、夢を解析して未来を予言する力で地位を得たヨセフは、
飢饉にみまわれ食料を求めてきた兄弟たちと再会。
ヨセフは彼等の心を試すために、末弟に泥棒の濡れ衣を着せて糾弾するが、
兄弟たちはカリプソに乗せてやたら陽気な弁明を展開。
なんだかんだで最後はハッピーエンド、華やかなレビューで幕を閉じる――
上演時間80分強(他のミュージカルと比べると短い)とは思えない密度の濃さ。
なによりもキャストが全編パワフルで素晴らしい。
兄弟たちのコーラス、息の合いっぷりが見事。
エルビス風なファラオは、圧倒的存在感で客席を引きつけるヘロデ王や
ラム・タム・タガーを彷彿とさせますね(作品の時代的には逆ですが)。
客席の中年男性達がファラオの歌を特に喜んでおりました。
ファラオはオジサンキラー!(笑)
初回は最初、客席の反応がいまいち弱い感じで心配でしたが、
後半になってくると舞台のノリに引き込まれたのか拍手もパワーアップ。
二回目はしょっぱなから客席のノリがよく、舞台と一緒になって
どんどんヒートアップ。楽しかったですよ!
二回目は80分が短く感じました。もっと観たいー!という意味で。
舞台のラストに撮影タイムが設けられていました。
最近の舞台では珍しいことだと思います。


アツい舞台を観ることができて、充実した時間を過ごせましたよ。
いいね来日公演!
二週連続というのは、初回見てあまりにも良かったので、
そのまま劇場で翌週のチケットを購入したことによります。
レミゼに通っていた頃はごくフツーにとっていた行動ですが(笑)、
今回久しぶりにやらかしました……。
それくらい作品が良かったということですわ♪
ヨセフ公式サイト↓
http://news.joseph2016.jp/