◆まえがき
7話を試しに観たあと、オンエアを録画して続けて観ているうちに、
気づいたら、アニメ「おそ松さん」に深々とハマっていました。
7話以前の見逃した話数を視聴し、
主題歌とEDのCDを買い、記事掲載雑誌を買い、
円盤(DVD&Blu-ray)を予約してくる程度に……(既に重症)
いやもうアニメ雑誌なんて買うのン十年ぶりだし、
アニメの円盤なんて滅多に買わないのに、一体どうなってんの私?
主題歌もフルでばっちり歌えるわよー!(笑)
なんか私の頭の一部は既に壊れているようですが……
ネットを見回ってみると今すごい勢いで大人気らしいですね。
盛り上がっているリアルタイムでハマることができたのはラッキー!
◆紹介
アニメ「おそ松さん」とは、
赤塚不二夫著・漫画「おそ松くん」の六つ子が成人になった世界を描く二次創作的な作品。
ニートな六つ子のハチャメチャな日常を、ギャグや不条理劇、
時には非日常設定、ときおりシリアスなど様々な形態で描かれる、
ちょっと過激なコメディでございます。
毎週月曜深夜にオンエア中、1月から2クール目に突入します。
途中から見ても普通に楽しめますよ、たぶん!
ただし下ネタもありのデンジャラスな衝撃映像(笑)なので、
小さな子が視聴する場合は、周囲の大人の判断でよろしく。
◆雑感
赤塚作品は読んだことがない、と別の記事で書きましたが……
小学生の頃、コミックスに少し目を通したような記憶が蘇ってきました。
その時はギャグの内容が理解できず、興味を抱けなかった気がします。
そのまま読む機会もなく忘れてしまっていたのですが、
大人になったいま改めて読めば、また違った感想になるかもしれませんね。
ただ、イヤミや「シェー!」は知識として知っていました。
それだけ流行ったということなのかな……記憶はアヤフヤですが。
なので、原作や昔のアニメ「おそ松くん」を知らないまま「おそ松さん」を見ているわけですが、
母体を知らなくても問題なく楽しめる感じです。
脚本、絵コンテ、演出ともに優れていて、テンポがよくリズミカル。
小動物的デフォルメキャラによる日常ドタバタコメディとしては、
往年の名作アニメ「キョロちゃん」を彷彿とさせるものがあります。
(11話OP前の「クリスマスおそ松さん、はじまるよ~!」で、ふわっとキョロちゃんを思い出した次第)
※「キョロちゃん」は幼児・児童向けで、基本「ほのぼのおだやか」路線でしたが、
子供だましではなく内容がしっかりしていました。
時折大人にしか判らないようなマニアックなネタもぶっこまれていましたよ。
「おそ松さん」は……えっとこれ、幼児・児童に見せたらだめなやつだ。
少なくとも脳が柔らかい子どものうちは少々マズイと思いまス。
「銭湯クイズ」なんかは小学生男子にも大ウケしそうではありますが。
大人向けにつくられているぶん、内容が突き抜けていて楽しい。
登場人物たちは物語に応じて、仲良くも、協力も、敵対もするし、
被害者になったり加害者になったりけっこう目まぐるしい。
全員がお互いさまって感じで、ボコったりボコられたり、
時にはいきなり宇宙空間でロストしたり、宇宙人に攫われたり、
なんでもアリで怒涛の大展開。
取り返しがつかないようなオチがついても、
何事もなかったように、しれっとリセット。すがすがしいです。
◆キャラクター
「同じ顔が六つある」というのがこの作品の肝の部分ですが、
それぞれ声も違い、色で認識でき、性格にも強烈な個性があるので、識別は難しくありません。
六つ子が見分けられるようになると、面白さが倍増するかと!
基本「ダメな奴」なはずなのに、ことあるごとにキュンとさせられるのは何故なんだろう。
チビ太になぐさめられているカラ松のしょんぼり顔とか、
新幹線を追う十四松の切なく真剣な横顔とか、
トッティのしぐさ全般とか、キュンポイントが多くてやばいです(笑)。
◆作画
なぜか輪郭が青いとか、線がボロッとしているとか、
いろいろ気になりましたが、そのうち気にならなくなります。
一度見たくらいでは把握しきれないほど画面に情報が詰まっていて、
何度も繰り返し再生させる、不思議な魅力がありますね。
絵柄は普通に可愛いと思います。
F6と呼ばれるイケメン集団は、好みの絵柄ではないのが私的に残念。
好みの絵柄だったら素直にときめいていたと思います!(笑)
◆声優
アニメは片手で数えられる程度の本数しか見ていない私ですが、
最近観ていた作品に出演している方々が複数いて、それがまた悉くイケボ声優でした。
ああ豪華なキャストだなぁと妙に納得したものです。
ただのイケボってだけではなくしっかりした実力派で、皆さん本当に上手い。
総力を挙げて、絶妙な演技で笑いを誘ってきますよ。
コクとキレがある芝居を、じっくり堪能させていただいています。
回を追うごとにノリノリになっていくあたり、出演者が互いに高め合って磨き上げている印象。
◆音響
音方面も非常に凝っているように思えます。
ある回で「あれ? 空間の奥行きがわかる……」と思ってイヤホンで聴いてみたら、
細部まで作り込まれていてグッジョブ!
効果音、選曲、台詞のエフェクト、全てにおいて素晴らしい。こだわりなのでしょうか。
7話「北へ」が特に凄かった。
この作品は、音でも笑わせにきますので油断なきよう。
◆パロディとか
あちこちにパロディが散りばめられているようですが、
私には残念ながら、ほとんど元ネタが判りません。
知っていればより楽しめるのでしょうか。危険度とか。
理由不明ですが、まぁおそらく内容に何らかの問題があって
「放送見送り」「お蔵入り」した話数も存在。
第一話が公開終了になって円盤にも収録されないなんて、前代未聞の珍事なのでは?
これは「なにやってんだ」と言わざるを得ないですねぇ(笑)。
そんなヤバさと隣り合わせなところも「おそ松さん」という感じなのかな。
あーあ、第一話、見たかったな……orz
放送見送り話数のしわ寄せがあったのかどうかは不明ですが、
後半の本編からギリギリに追い詰められていたような印象も受けました。
アニメスタッフの安否が気遣われます。
少し休んでいいから、じっくり良いモノを作って頂きたいな。
でも決まっている日時に合わせなきゃならないし、そうそう休めないよね……ファ、ファイト!
◆その他
おそ松さんグッズが、なんだか凄い速度で増殖中。この勢いは怖いよ。
狙いどころは合っていると思いますが。
各グッズ販売スポットでは常に品薄状態だと聞きました。なんかマジだ。
グッズは……買ってもしまっておくだけになるのは明白ですし基本的に見送りますが、
気になるアイテムを少しだけ買うかもしれません(笑)。
この人気、どこまで盛り上がるのでしょうか。今後も楽しみです。
7話を試しに観たあと、オンエアを録画して続けて観ているうちに、
気づいたら、アニメ「おそ松さん」に深々とハマっていました。
7話以前の見逃した話数を視聴し、
主題歌とEDのCDを買い、記事掲載雑誌を買い、
円盤(DVD&Blu-ray)を予約してくる程度に……(既に重症)
いやもうアニメ雑誌なんて買うのン十年ぶりだし、
アニメの円盤なんて滅多に買わないのに、一体どうなってんの私?
主題歌もフルでばっちり歌えるわよー!(笑)
なんか私の頭の一部は既に壊れているようですが……
ネットを見回ってみると今すごい勢いで大人気らしいですね。
盛り上がっているリアルタイムでハマることができたのはラッキー!
◆紹介
アニメ「おそ松さん」とは、
赤塚不二夫著・漫画「おそ松くん」の六つ子が成人になった世界を描く二次創作的な作品。
ニートな六つ子のハチャメチャな日常を、ギャグや不条理劇、
時には非日常設定、ときおりシリアスなど様々な形態で描かれる、
ちょっと過激なコメディでございます。
毎週月曜深夜にオンエア中、1月から2クール目に突入します。
途中から見ても普通に楽しめますよ、たぶん!
ただし下ネタもありのデンジャラスな衝撃映像(笑)なので、
小さな子が視聴する場合は、周囲の大人の判断でよろしく。
◆雑感
赤塚作品は読んだことがない、と別の記事で書きましたが……
小学生の頃、コミックスに少し目を通したような記憶が蘇ってきました。
その時はギャグの内容が理解できず、興味を抱けなかった気がします。
そのまま読む機会もなく忘れてしまっていたのですが、
大人になったいま改めて読めば、また違った感想になるかもしれませんね。
ただ、イヤミや「シェー!」は知識として知っていました。
それだけ流行ったということなのかな……記憶はアヤフヤですが。
なので、原作や昔のアニメ「おそ松くん」を知らないまま「おそ松さん」を見ているわけですが、
母体を知らなくても問題なく楽しめる感じです。
脚本、絵コンテ、演出ともに優れていて、テンポがよくリズミカル。
小動物的デフォルメキャラによる日常ドタバタコメディとしては、
往年の名作アニメ「キョロちゃん」を彷彿とさせるものがあります。
(11話OP前の「クリスマスおそ松さん、はじまるよ~!」で、ふわっとキョロちゃんを思い出した次第)
※「キョロちゃん」は幼児・児童向けで、基本「ほのぼのおだやか」路線でしたが、
子供だましではなく内容がしっかりしていました。
時折大人にしか判らないようなマニアックなネタもぶっこまれていましたよ。
「おそ松さん」は……えっとこれ、幼児・児童に見せたらだめなやつだ。
少なくとも脳が柔らかい子どものうちは少々マズイと思いまス。
「銭湯クイズ」なんかは小学生男子にも大ウケしそうではありますが。
大人向けにつくられているぶん、内容が突き抜けていて楽しい。
登場人物たちは物語に応じて、仲良くも、協力も、敵対もするし、
被害者になったり加害者になったりけっこう目まぐるしい。
全員がお互いさまって感じで、ボコったりボコられたり、
時にはいきなり宇宙空間でロストしたり、宇宙人に攫われたり、
なんでもアリで怒涛の大展開。
取り返しがつかないようなオチがついても、
何事もなかったように、しれっとリセット。すがすがしいです。
◆キャラクター
「同じ顔が六つある」というのがこの作品の肝の部分ですが、
それぞれ声も違い、色で認識でき、性格にも強烈な個性があるので、識別は難しくありません。
六つ子が見分けられるようになると、面白さが倍増するかと!
基本「ダメな奴」なはずなのに、ことあるごとにキュンとさせられるのは何故なんだろう。
チビ太になぐさめられているカラ松のしょんぼり顔とか、
新幹線を追う十四松の切なく真剣な横顔とか、
トッティのしぐさ全般とか、キュンポイントが多くてやばいです(笑)。
◆作画
なぜか輪郭が青いとか、線がボロッとしているとか、
いろいろ気になりましたが、そのうち気にならなくなります。
一度見たくらいでは把握しきれないほど画面に情報が詰まっていて、
何度も繰り返し再生させる、不思議な魅力がありますね。
絵柄は普通に可愛いと思います。
F6と呼ばれるイケメン集団は、好みの絵柄ではないのが私的に残念。
好みの絵柄だったら素直にときめいていたと思います!(笑)
◆声優
アニメは片手で数えられる程度の本数しか見ていない私ですが、
最近観ていた作品に出演している方々が複数いて、それがまた悉くイケボ声優でした。
ああ豪華なキャストだなぁと妙に納得したものです。
ただのイケボってだけではなくしっかりした実力派で、皆さん本当に上手い。
総力を挙げて、絶妙な演技で笑いを誘ってきますよ。
コクとキレがある芝居を、じっくり堪能させていただいています。
回を追うごとにノリノリになっていくあたり、出演者が互いに高め合って磨き上げている印象。
◆音響
音方面も非常に凝っているように思えます。
ある回で「あれ? 空間の奥行きがわかる……」と思ってイヤホンで聴いてみたら、
細部まで作り込まれていてグッジョブ!
効果音、選曲、台詞のエフェクト、全てにおいて素晴らしい。こだわりなのでしょうか。
7話「北へ」が特に凄かった。
この作品は、音でも笑わせにきますので油断なきよう。
◆パロディとか
あちこちにパロディが散りばめられているようですが、
私には残念ながら、ほとんど元ネタが判りません。
知っていればより楽しめるのでしょうか。危険度とか。
理由不明ですが、まぁおそらく内容に何らかの問題があって
「放送見送り」「お蔵入り」した話数も存在。
第一話が公開終了になって円盤にも収録されないなんて、前代未聞の珍事なのでは?
これは「なにやってんだ」と言わざるを得ないですねぇ(笑)。
そんなヤバさと隣り合わせなところも「おそ松さん」という感じなのかな。
あーあ、第一話、見たかったな……orz
放送見送り話数のしわ寄せがあったのかどうかは不明ですが、
後半の本編からギリギリに追い詰められていたような印象も受けました。
アニメスタッフの安否が気遣われます。
少し休んでいいから、じっくり良いモノを作って頂きたいな。
でも決まっている日時に合わせなきゃならないし、そうそう休めないよね……ファ、ファイト!
◆その他
おそ松さんグッズが、なんだか凄い速度で増殖中。この勢いは怖いよ。
狙いどころは合っていると思いますが。
各グッズ販売スポットでは常に品薄状態だと聞きました。なんかマジだ。
グッズは……買ってもしまっておくだけになるのは明白ですし基本的に見送りますが、
気になるアイテムを少しだけ買うかもしれません(笑)。
この人気、どこまで盛り上がるのでしょうか。今後も楽しみです。