戦争が目前に迫ってきている。麻生太郎自民党最高顧問が「日本の存立危機事態になったら」という言葉を口にし、高市早苗さんが「このところ防衛力の裏付けの無い外交力の弱さや、情報力の弱さを痛感する事が多々ありました」とxしたのは、事態が切迫しているからだろう。
これに対して、石破はお手上げ状態である。今の状況では、日本は西側の一員として、米国の側に立つしかない。中国の軍事的な暴発を阻止するには、それしか手がないからだ。
トランプが日本に、防衛予算の増額を求めてきているが、それを拒否するよりも、日本自身が強くなるきっかけにすべきだろう。さらに、それを受け入れる条件として、差し迫っては、自衛隊ばかりではなく、米軍も先島諸島に展開することを要求すればいいのだ。そうなれば中国も手出しができなくなり、戦争にならずに済むのである。
今回の都議選挙の結果を分析すれば、左傾化した自民党に都民がノーを突きつけた、という見方が自然だろう。都民ファーストの方がまだましだと思ったのである。国民民主党が大幅に躍進できなかったのは、選択的夫婦別姓などで、保守派が嫌気をさしたからである。
日本国民の多くは、日本が国家として身構えることを望んでいる。小泉進次郎のような軽薄な政治家ではなく、毅然として危機に立ち向かう高市さんのような政治家を望んでいる。石破、岸田の路線ではもはや、日本国民は納得しないのである。
左派政党や左傾化した自民党は、暴力の海に乗り出す日本丸にはふさわしくない。残された時間はあまり多くはないのだから、今こそ自民党の保守派のもとに、政党を超えて結集しなくてはならないのである。
