僕の軽自動車以外には山形方面に向かう車はありませんでした。雪のためストップしていた、喜多方市山都町一の木(飯豊山の登山口)から山形県飯豊町間の林道川入線が今日から再開通しました。

 山道だけに信号はありませんし、管理が行き届いているのか、障害物となる石もなく、ドライブを楽しむことができました。着工から35年もの年月をかけて平成26年6月に完成しながら、翌月の大雨によって一部が崩落しましたが、翌年7月1日に復旧しました。

 崩落以前に1回通ったことがあります。これまでチャンスがありませんでした。それだけに「もう1度」と思っていた区間です。福島県と山形県の県境に飯豊トンネルがあります。林道にしては整備されており、国道並みに整備されています。

 飯豊町は以前より廃れているような気がしましたが、この道路を活用すれば、観光客が押し寄せてくるはずです。隠れた観光名所であるからです。

 飯豊山に登らなくても、その周辺の道路を走るだけでも、今もなお雪をかぶった霊峰を目の当たりにすることができます。飯豊町の白川ダム公園から眺める飯豊山にも威厳があります。

 僕の家からだと、一度山都町相川に出てそれから一の木を経て飯豊町に向います。車がひっきりなしに走っている国道とは違って、旅情がそそられるはずです。

ー写真は白川ダムから眺めた飯豊山ー