暴力に暴力で対抗すれば、反日勢力の思う壺である。まだ潮目が変わってきてはいないが、徐々にまともな言論が押し返すことになるはずだ。どのようなことになろうとも、私たちはテロを容認すべきではないのである。

 左翼であればテロを否定し、労働者の団結やゼネストをなどを行って、時が熟するのを待つのが普通だが、今回のようなケースでは、テロリストを共産党などが擁護している。共産党は陰謀論に与するのだろうか。旧統一教会に自民党は操られているという妄想が独り歩きしている。実際に自民党と連立を組んでいるのは創価学会の公明党である。それは不問にされ、旧統一教会を過大にみているのである。

 日本おけるテロは、右の側の専売特許である。アナーキストよりも数では上回る。一人一殺という言葉が語られたのは、昭和初期で、それほど昔のことではない。社会党委員長の浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢は、今でも語り草になっている。

 森川哲郎は『流血と変革の世界史 テロルの系譜』において、日本のテロに関して「わたしは、幕末から現代にいたるまでのテロ史を掘りおこして細大もらさず収集につとめているが、既遂、未遂、予備、計画などをふくめると、その膨大さは現代の先進国では最右翼に位するものと思う」と書いている。ライシャワー駐日大使ですら19歳の少年に刺されたのである。さらに、滅私奉公の精神にもとづくテロは、日本の暗い情念の発露なのである。今回の山上容疑者のテロがそれを呼び覚まさなければよいのだが。あまりにもテロを礼賛すると、引っ込みが付かなくなるのを、マスコミは分かっているのだろうか。

 暴力に暴力で対抗すれば、反日勢力の思う壺である。まだ潮目が変わってきてはいないが、徐々にまともな言論が押し返すことになるはずだ。どのようなことになろうとも、私たちはテロを容認すべきではないのである。

 左翼であればテロを否定し、労働者の団結やゼネストをなどを行って、時が熟するのを待つのが普通だが、今回のようなケースでは、テロリストを共産党などが擁護している。共産党は陰謀論に与するのだろうか。旧統一教会に自民党は操られているという妄想が独り歩きしている。実際に自民党と連立を組んでいるのは創価学会の公明党である。それは不問にされ、旧統一教会を過大にみているのである。

 日本おけるテロは、右の側の専売特許である。アナーキストよりも数では上回る。一人一殺という言葉が語られたのは、昭和初期で、それほど昔のことではない。社会党委員長の浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢は、今でも語り草になっている。

 森川哲郎は『流血と変革の世界史 テロルの系譜』において、日本のテロに関して「わたしは、幕末から現代にいたるまでのテロ史を掘りおこして細大もらさず収集につとめているが、既遂、未遂、予備、計画などをふくめると、その膨大さは現代の先進国では最右翼に位するものと思う」と書いている。ライシャワー駐日大使ですら19歳の少年に刺されたのである。さらに、滅私奉公の精神にもとづくテロは、日本の暗い情念の発露なのである。今回の山上容疑者のテロがそれを呼び覚まさなければよいのだが。あまりにもテロを礼賛すると、引っ込みが付かなくなるのを、マスコミは分かっているのだろうか。