かりそめの命であろうと生きている命のあかし刻まん我は

 

装丁のデザインを見て青き色猪苗代湖のイメージありしか

 

革命も維新もすでに遠き夢おぼつかなくも年輪重ね

 

素気無くも言葉交わした思い出を胸にしまいて残る命を

 

この我の新刊の書を配る日は老いたる我が身引きずりにけり