安倍元首相を銃撃した犯人が元海上自衛隊に属していたことが判明。マスコミはしきりに強調しているが、あまりにもできすぎではないだろうか。左翼の過激派ということになれば、マスコミ自身も煽ってきた責任がある。しかし、自衛隊関係者ともなれば、自分たちに火の粉が及ばないからだ。わずか3年しかいなかったにもかかわらず、マスコミはそればかり流しているのには、それなりの理由があるのだ。

 個人的に安倍首相の態度が悪いとかいうので腹を立てていたとしたら、マスコミの常軌を逸した反安倍報道に煽られた可能性も否定できない。モリカケサクラというように、安倍さんへの攻撃は徹底していた。マスクを配布した件もそうだが、何から何までケチをつけた。憲法改正を主張した安倍さんを、マスコミは許せなかったのである。

 犯人が単独犯か、それとも複数犯によるよるものか、なかなか今の段階ではそれも特定できない。現場の映像などを見てみると、不審な動きをかなり前からしていたようで、それに気づかなかったのは、まさしく警備上の怠慢にほかならない。後ろががら空きであるのに、どうして警察官を立てなかったのだろう。一人でもいれば、そこを突破することは難しかったはずだ。

 左右の活動家については、警察は日頃からマークしていると思うが、そのリストにも入っていなかったのだろうか。まったくの一般人であるようには見えない。あそこまで冷静に銃を発射するというのは、確信犯そのものである。危険人物というのは、事前に特定できるはずだ。そのために警備は情報収集活動を行っており、どこかしらの集会とか会合には顔を出していたと思う。最近は右だか左だか意味不明で、外国勢力の息のかかった政治団体もあるようだ。それが明らかになれば、もっと深刻な背景が見えてくるのではないだろうか。まずはその情報を国民は待望しているのである。