1-2-1の法則ってのはこれです
↓
【1-2-1の真ん中の2の上or下はクリックしちゃっていいですよ】
※忙しい人はのこの情報↑だけ覚えてください。ぶっちゃけこれで全部です
【1-2-1の法則とは】
ちなみに上か下かは盤面によるんですが、おんなじことなので今回は上で統一します
最初に結論を言うと、
数字が1-2-1と横に並んでいた場合、両端の1の上は地雷・2の上は
安全ですという法則です。
それではなんでそうなるかを以下解説します。
ですがぶっちゃけた話、そのメカニズムを知らなく
てもこれは使えるので、
1ー2ー1の真ん中の上は安全だ
ってことを機械的に覚えても構わないってところが嬉しいポイントです。

身も蓋もない言い方をすると、こんな物知りでなくても法則さえ知ってればいいのです。余談ですが昔、東大入試の数学で加法定理を証明せよって問題が出たって聞いたことあるんですが本当ですかね?
加法定理がなぜ成り立つのかは東大受験生しかわからないかもしれませんが、加法定理を使って問題を解くことは高校生の多くができます。つまりはそういうことです。
【②】1-2-1の法則の解説
それでは解説を。
↓

説明のためにちょっと簡単な図を用意しました。ここで見て欲しいのはここです。
↓

この赤い部分だけちょっととりだしてみるとこうなります。

ちなみに冒頭で結論を述べましたが、Bの上は安全なのでクリックしちゃっておkです。
それだけ知ればもういいじゃんって人はもう【②】は終了なんですが、やっぱりメカニズムを知るのが上達への近道なので、ぜひ知っといたほうがいいです。
んでもって説明のためにA・B・Cのマスと呼ぶことにします。

ちなみに以前の記事で説明したところですが、1・2・1のマス自身・また1・2・1のそれぞれの下のマスはもう既に埋まっているますなので、クリックできません。よってこの場合考えなくてはならないのは、A・B・Cのマスになります。
A・B・Cのマスはまだクリックされていないので、「地雷があるor地雷がない」のどっちなのかが未確定というわけです。
このゲームは地雷のありかを探さなければならないので、地雷を探してみましょう。この場で与えられているヒントは3つあります。
画像をもっかい↓

【ヒントその1】Aの下の1
この「1」の周囲1マスの中にはどこかに1つ地雷があるというヒントです。ところが、1の周囲1マス以内の中でA・B以外は既に埋まっていたり、数字 があったりして、地雷が存在し得ない部分になっています。ということは、残りクリックできる部分はA・Bしかありません。
つまり、A・Bのどちらかに1つ地雷があります。

【ヒントその2】Bの下の2
この「2」の周囲1マスの中にはどこかに1つ地雷があるというヒントです。ところが、2の周囲1マス以内の中でA・B・C以外は既に埋まっていたり、 数字があったりして、地雷が存在し得ない部分になっています。ということは、残りクリックできる部分はA・B・Cしかありません。
つまり、A・B・Cのどちらかに1つ地雷があります。

【ヒントその3】Cの下の1
この「1」の周囲1マスの中にはどこかに1つ地雷があるというヒントです。ところが、1の周囲1マス以内の中でB・C以外は既に埋まっていたり、数字 があったりして、地雷が存在し得ない部分になっています。ということは、残りクリックできる部分はB・Cしかありません。
つまり、B・Cのどちらかに1つ地雷があります。
この3つのヒントから、A・B・Cに入る地雷を推理していけばいいってことですね。

という人がそろそろでてきそうなので、ここでおさらいしてみましょう。実はここまですごい厳密に吟味してきましたが、実際はすごく簡単な話をしているだけなのです。
つまり、
【未確定のマスが3つあり、それぞれに地雷があるor無い】
ということですよね。ということは、
2×2×2=8通りしかそもそもないわけです。
せっかくだから全部見てみましょう。
① ② ③ ④




⑤ ⑥ ⑦ ⑧




理屈でいうとこの8通りしかないのです。そして、この8通りのうちどれなのかなあと考えるのがこのゲームです。
ところでこのゲームの基本的な考え方は、
全員の考えを尊重しなくちゃいけない
というものです。
例えば、Aの下の「1」は「俺の周り1マスには地雷は1つしか置くんじゃねえ!」と言ってます。
Bの下の「2」は「俺の周り1マスには地雷は2つしか置くんじゃねえ!」と言ってます。
Cの下の「1」は「俺の周り1マスには地雷は1つしか置くんじゃねえ!」と言ってます。
3人の人がバラバラなことを言っているんですね。

↑パチンコうってるのがあなたです。まあこの画像の場合、全員同じことしかいっていませんが・・・
とにかくマインスイーパでは全員の意見を一つ残らず成立させないといけないのです。
圧倒的難題っ・・・!
例えば①を見てみましょう。

一番左にある1(Aの下の1)は満足してますね。彼の希望である「俺の周りに1つ地雷を置け」ってのを叶えてあげました。
ところが、真ん中の2(Bの下の2)は不満顔です。なぜなら真ん中の2の周りに地雷が一つしか無いからです。彼は「俺の周りに2つ地雷を置け」ってのが希望でしたから、これでは一つ足りません。
それに一番右の1(Cの下の1)も不満顔です。なぜなら右の1の周りには地雷が一つもありません。彼は「俺の周りに1つ地雷を置け」ってのが希望でしたから、これでは一つ足りません。
まとめると、①のパターンでは一番左にある1(Aの下の1)の意見しか聞いてないってことです。それではだめですね。全員を満足させないといけないのです。

おっと。
こんなことをあれこれ考えると、正解はこれになります。

③

③です。これなら全員の希望をきちんと聞いてますね。矛盾は無いです。
両端の1の上は地雷・真ん中の2の上は安全ってことです。
というわけで大事なことなのでもう一度。
1-2-1の法則=数字が1-2-1と並んでいる場合、
両端の1の上は地雷・真ん中の2の上は安全
です。これ覚えておいてください。
これ一つ覚えるだけで恐ろしいほど楽になります。



「そんな法則一つ覚えたくらいで・・・」って思うかもしれませんが、数ある法則の中でこれが一番有名かつ一番すぐ使えて一番効果があります。
JAROに訴えられるくらいの誇大広告に見えるかもしれませんが、
本当にそうなのでぜひ覚えておいてください。
それでは。