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私の募金・寄付体験 - 小学校版

「ONEクリックで出来ること」で紹介した募金の続きとして、私の体験を書きたいと思います。

小学校1年生の途中でオーストラリアに・・・
両親のポリシーでもある現地校 Korowa Anglican Girl's Schoolに編入。

小学校1年生の先生は Mrs. Helen D'Riffle と言う素敵な先生でした。
(ちなみにインターネットのお陰で今も連絡取ってます♪)

私は小さい頃の事をあまり覚えている方ではないのですが・・・
オーストラリアの事は結構鮮明に覚えています。

募金や寄付を実際にする前に授業で色々と研究課題を出されました。
教室の一番前に地球儀が置かれ、貧しい国とそうでない国がある事を知る。
そこで、先生がみんなに好きな食べ物を発表させた。
私は確か、VEGEMITE(ベジマイト)と言ったと思う。

$MINESHA Style

(べマイトはオーストラリアで売っている黒いペースト。パンにうすーく塗って食べるのが好きだった。
でも、嫌いな人も多いのです。
なぜなら・・・非常に臭く、そのままでは食べられたもんじゃないから・・・でも、うまい!)

全員の発表が終わった所で子供向けの貧困問題のビデオが見せられた。
たくさんの子供達は両親がいなく餓死状態。
病気を治す為の病院もない。
もちろん、学校にも行けない。
着る洋服もない。
想像出来ない事が世界では起きている・・・

授業はけして私達を怖がらせるのが目的ではなく・・・
それより、食べ物を大切にする事を教えてくれました。

クラスのプロジェクトとして、クラスメイト全員で寄付箱を作ったのです。
カラフルな紙で切り取った模様を張ったりメッセージを書いたり・・・

授業で学んだ事はお昼やおやつを食べ残さないという事でした。
そのかわり、自分が食べ切れなかった(封の開いていない)お菓子やその他の食べ物は寄付箱に入れるようになりました。

そして、月に一回家から缶詰を持って来て寄付箱に入れる。
それも、学校としての活動。
集まった缶詰は学校から UNICEF に引き渡される。

この様に私の寄付初体験をする事が出来ました。

私は転校して来たのでいきなりビデオを見た時は衝撃的でしたが、いま思うと私が来る前から色々と授業で教えられていたのでしょう。

それぞれに出来る事あるんですよね。
お金じゃなくてもいいんですよね。
いや、お金じゃない方がいいのかもしれない。

例えば、毎日ものすごい量の食べ物が捨てられている・・・
捨てるのではなく必要なところにまわせればいいのに。

ちょっと、脱線してしまいますが、日本は自給率が低いと・・・
きっと、無駄をなくして本当に必要な分だけ消費していれば自給率はグンとアップすると思うのですが・・・
この件に関しては・・・野菜は絶対に国産を買っています!
安いからといって他国のを買うから国産が高くなり需要が減り農家が苦しむ。
(そんな簡単な事じゃないかもしれないけど・・・自分が消費者として出来る事からと思っています)

とにかく、小学校1年生の時に経験した小さな国際貢献で学んだ事は・・・

☆ 自分とは違う環境で暮らす子供達がいる
☆ その子供達はみんながみんな自分のように恵まれているとは限らない
☆ 自分の身近なちょっとした行動や変化がちょっとした支えになる

そして、大人になって振り返りこれからの自分の活動に反映させたいことは・・・

☆ 援助はお金から入らなくてもいい
☆ 人間はみな生きるために生まれて来ている
☆ 人間はみな平等である
☆ 寄付の使い道を追求すること
☆ 現場を知ること

その他たくさんありますが、このへんで・・・