MINESHA Welfair LifeStyle -595ページ目

『バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち』

今日、

国連大学にある地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)パートナーシップカフェで

$MINESHA Style

バングラデシュ映画協会連盟 ドキュメンタリー部門最高賞受賞(2007年)
~Garment Girls of Bangladesh~
『バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち』の上映会
~タンヴィール・モカメル監督を迎えて~

というバングラデシュの衣料工場で働く若い女工たちを描いた映画の上映会と映画監督タンヴィール・モカメルさんを迎えてのトークに参加してきました。

GEICの案内によると:

地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)では本年3月のNPOと企業の円卓会議で「衣から考える新しいサステナブルコンセプト」として児童労働やファッションを取り巻く問題について話し合いました。
このテーマにとても参考になる映画を作った映画監督タンヴィール・モカメルさんが、国際交流基金/国際文化会館共催のアジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)で、現在来日しています。

日本や欧州で売られている洋服の生産委託工場は急激にバングラデシュにシフトしています。
このドキュメンタリー映画では、特に工場で働く若い女性に焦点を合わせ、工場での問題点を浮かび上がらせると同時に、安価な商品を求める私たち消費者にも問題提起をしています。

とても、興味深い内容の映画でした。
外国企業のバイヤー、生産工場のオーナー、そして工場で働く労働者達・・・
みな求めている事が違う・・・

今回のキーワードは

「安い服(物)などは存在しない」

安い服(物)の背景には高価な代償または手痛い犠牲が存在するのです。

現在、バングラデシュで起きている事は過去そして現在も違う国で起きている。
でも、解決する前に市場は安価な労働力を求めてまた別の国に移動する・・・
歴史は繰り返されているような気がする。
バングラデシュの次はどこだろう?
アフリカかなぁ?

CSRだの人権問題に取り組むだの言っている先進国が結局価格競争に勝つために安価な労働力を求める。
矛盾と悪循環・・・

数字だけが絶対的な成果の証ではない世の中は実現できないのかなぁ。
ちょっとでいいの。
ちょっとだけ、数字を変えるだけでも途上国で私達が何気なく手にしているものを作ってくれている人たちの生活環境が良くなるのに・・・
ジーンズが¥1000以下で買える時代・・・
¥1000以下じゃないと本当にジーンズ買えない?
¥1000以上の時でもきっとジーンズを持っていない人はいなかったと思うよ。
ちょっとでいいのに。
それって、やっぱり難しい事なのかなぁ。
そんなに、数字が大切?
もし、自分が途上国の労働者だったら?
もし、自分の娘が過酷な労働環境で出稼ぎに出てたら?

そう考えたら今起きている事を絶対に許せないと思います。

まだまだ、頭の中が整理されていないので・・・
また、明日にでもこの続きを書きたいと思います。