夜勤の助産師さんから日勤の助産師さんになりまた挨拶してくれました
それから暫くの8:00頃
朝ご飯が運ばれてきましたが、痛みで全く食欲無し
でも、体力消耗するから「食え!」
ってことでどうにか食パンにかじりつき、おかずちょっとを食べだしましたが
その間にも陣痛の波が襲ってくるので、パンを途中まで食べたところで
ほうりなげ、息を吐いて陣痛に耐えることに
そして、昼前くらいに凄い後悔が!
陣痛の波が来る度に「どうして私は無痛分娩にしなかったのだろう~?」と!
でも、痛みが引くとまだもう一波は耐えられるか?!というのとの戦いでしたが
早い段階でココロが折れた私は「無痛分娩ないの?」と助産師さんに聞いたところ
「ここは無痛やってない」とばっさり切り捨てられました
そんなはずないでしょ!と思いましたが諦めましたよ
その後もお昼ご飯、夜ご飯が運ばれてきて度々「食え!」
と言われ、ご飯をオニギリにしてくれて持ってきてくれましたが
食えるか!と思いましたが、頑張って食べましたよ少しだけ
口に物が入っている時に陣痛が着て耐えるのがなんかイヤなのよね・・・
そして、そうこうしているうちにまた夕方になったので日勤の助産師さんが挨拶に着て
夜勤の助産師さんに交代して挨拶にきました
息を吐いて痛みを逃すこと、12時間ほど経過したことになります
痛みの中「何人助産師さん変わるのかしら?」と時間の経過を感じましたよ
多分このころ、友人ぷぅちゃんが突然部屋に登場~
日中に電話が散々なっていましたが、もう出る余裕はなかったのでほっといたら
来なくて良いって言ってあったものの着てくれました
飲み物を買ってきてくれたり、頭ひやしてくれたり
色々してくれていましたが、陣痛の最中携帯が壊れたからとぷぅちゃんは携帯ショップへ
とでかけて行きました(笑)
その後、東京マミーも着てくれました
が、もうこのあたり痛みがかなり強く息を吐きながら
陣痛を乗り越えるのは不可能で絶叫しながら耐えるほど
東京マミーはそんな私の姿を見てすでに号泣(笑)
もう私はそんなのにかまっている暇もなくひたすら耐えるのみでございました
破水したのが7日朝4時で、その前の6日の夜にちょっと寝不足気味で
寝て、夕方軽く昼寝をした時も夜眠れなくなるからと軽く寝たのみだったので
もうこのころ眠いのと痛いのがマックス
陣痛の合間合間に爆睡して、波が来て目が覚めることの繰り返し
出口の見えない事って果てしなくて頑張れない私
「あとどれくらいで産めるの?」としつこく聞いていた記憶があります
そして日付が変わるころか、変わってしばらく後
やっとドクターが着て色々と診察
やっと産めるか?!とすごく期待したところ
子宮口があと3センチほどって言われたような気がします
陣痛一気に来さすために、助産師さんから
「ベリーダンス踊れ!」と指示が?!
はぁ~ん?!マジですか?
ベッドでゴロゴロしながら陣痛追いやるのに必死なのに
その合間に踊れとおっしゃるのですね?!
「横になっていると重力が効かないし、動いたほうが強い陣痛が来るから
早く産めるよ!」
ということで踊りましたよ!
「音楽いる?」
ってきかれましたが、こんな最中にオリエンタル流して踊るなんてやかましいわ!
と思いどうにか腰クルンクルンのサークルだけしました
するとすごい陣痛がくるんですよねぇ
わざわざすごい痛いのが来ると分かっていて回す腰
腰を回しては絶叫することが何回か続きますが
まじ体力消耗~
その後もまたしばらくしてまだかまだかとしつこく聞いたらまたドクターが来て診察
たしかこの時8日のam3:00くらいだっと思います
子宮口全開!でも赤ちゃんの旋回角度が逆向きだと・・・
それまで、さんざん赤ちゃんが産めるようにベリーの動きしたり、M字開脚になったりして
赤子を下げる努力をしつつの陣痛だったのに
一度上へ戻して、旋回角度を変えて再度下に下げるとのお達しが?!
しばらくは四つん這いでお尻高くして上に戻すポーズ
をしながらどうやらイビキかいて寝てたようですが、
腰が痛いし眠くて、もう無理です
しばらく寝かしてと言って
どうやら30分くら寝ていたみたい
それからまたドクターが来て
やっぱり旋回角度変わってないから、陣痛促進剤使って
陣痛強めて産んじゃいましょう
って事になり促進剤決定!
私はごねましたよ!こんなに痛いのにこのごに及んでまだ
痛くしてくれるのか?!
ここ5階だよね、いっそのこと飛び降りてしまいたい
本当に赤子がでてくるのか、もうこのあたりではまったく信じられず
それかいっその事帝王切開にもでならないかと期待したくらい
赤子の心拍が弱ってきたりすると危ないので自然分娩はやむなく中断することもあるので
それもありか
と思っていましたが、我が赤子はそりゃぁもう元気で心拍ビンビン
破水して羊水もほとんどでちゃってるはずなのに、胎動も凄いのなんのって
麻酔してくれ~と騒ぎまくっていましたが
「そんなの効き目が出るの待つよりも産んだほうが早いよ」と助産師さん
促進剤使ってからも陣痛の合間合間は爆睡
しばらく耐えたのちに、「いつ分娩台にしてくれるの?」
と助産師さんに催促すること数回
「じゃぁ、少しずつ準備しようか」
とやっと言ってくれ一筋の希望が見えてきました
んでまたドクターが来て
「角度が悪いから鉗子でひっぱるかも」とのこと
ええ、ええ、早くこの痛みから解放されるなら引っぱりだしてください!
そして「会陰切るかも」
ええ、ええ、早く出るなら切っちゃってください!
そんなこんなでこのあたりからはスムーズで
イキンでみたら自力で出そうなので鉗子は使わずイキムこと数回
「頭が見えてきたよ、毛が黒々してる」と助産師さん
「後なんかいイキンだら出る?」
と辛抱たまらず再度聞く私
「10回くらい」と冷静ながらも半笑いの返事のドクター
あと、10回もコレ?!って思った記憶は鮮明です
産む時ってまた陣痛とは違うなんか凄い違和感が股間に来るんですね
なんか挟まってるような「切れる~!!」
という感じで大騒ぎしてて、ふと下を見たら
胴体までの赤子が挟まっていました
ぎゃぁぁぁぁ~!そりゃ痛いはずだ
早く取って~!と再度大騒ぎしていたところ
またまた冷静なドクターは
「赤ちゃんのペースででてきますから~」と静かに一言
もういいわ、早くとってくれ!
んで、するっと出て来ておぎゃ~となりました(汗)
分娩時間26時間6分だそうです、はぁ~やれやれ
産まれたら感動して泣くかな?
ってずっと思っていましたが、それよりも痛みから解放された清々しさのほうが
勝るんですねぇ、そんなものかな

爪の形が私と一緒
その後基本体力がある私は産後すぐも
「あれだけ時間かかったのに体力あるのでケロっとしてますね」と助産師さんに言われ
入院日程も初産は5泊6日なんですが
産後母子ともに体調が良く、赤子の世話も順調ということもあり
「病院退屈」の言葉を聞いた病棟看護士さんが気をきかせてくれ
経産婦と同じ日程で一日繰り上げで退院させてもらいました~
産んだ感想を言いますと
ベリーダンサースッポン伝説は私には当てはまりませんでしたね
26時間って難産でしょ?
そして
お産は痛い痛いとは話しに聞いていたので
どれほど痛いものなのか、どれ?
といった好奇心でしたが、いや~なかなかのモノですね
究極のデトックスなんて言いますが
私的には究極のSMではなかろうかと思いました
散々痛かったわりには次の日には痛みも忘れケロリ
もう1人くらい欲しいなぁなんて既に思っています
でも、次は絶対無痛だな
と心に固く誓った入院中でしたが、鉄人レースを成し遂げたような
この達成感をまた味わいたいと思うと自然分娩だな
なんてマゾ心たっぷりに思っている今日であります(笑)
~ぷぅちゃん後談~
陣痛の合間にヘソピアスを取りましょうって事になったとき
パーツを無くすな!とこんな時でもしつこく念押しぷぅちゃんに渡したとか
本陣痛の断末魔の雄叫びを聞いた東京マミーは
手に力が入りすぎて、ぷぅちゃんの手から血が出るほど握っていたとか
陣痛室に来る前の東京マミーは呑気に
「minervaも食べるかな?」とケンタッキーを買ってきていたとか