里芋と私 | SOUL OF MINERVA

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タイトルのわりにはゆる~いページ

里芋をもらったので料理しようかな~

どう食べるかちょっと考えてみましたが
やっぱりイカと煮るのが一番ね

って事で
じゃ、まず芋の皮をムキムキ~
ムキムキしていたら子供の頃をふっと思いだしました

私は年寄りっ子の山育ちなのでございます
山育ちといっても実家はちょっと田舎ではなく

相当な田舎です!


祖父母は畑仕事をしていたので
季節ごとに採れた野菜が食卓に並びます


で、この時期里芋も食べるわけです


この里芋
子供の頃は芋洗いようの石臼がありまして
その中に里芋と水を入れてゴリゴリして皮をむいてました

当時、明治生まれのひーばーちゃんがまだ生きてましたから
そういった古風な道具は普通に使っていました

それがある日盗まれたんですよ!
私の実家のほうではたいしてめずらしくも
ないものですから

「近所の人じゃないねぇ~、きっと街から来たような人が
珍しくて持って行ったか、石マニアか?」

というような話になり
まぁ、なくなったもんはしょうがないね
ってのんきな感じで事件は終了しました


その後、芋の皮をむくのに使われたのは
みかんのネット

これに芋を入れて
コンクリートの流しでゴシゴシやって皮をむいてました


ただ、大量に里芋を煮るような時にみかんのネットでちまちま
やっていたのでは日が暮れてしまうので
そういう時は

二層式の洗濯機にどぼん!
普通に洗濯するのと同じでスイッチオン

これ凄いですよ~
音も凄い強烈ですが、めちゃめちゃ芋がキレイになります





おやつにも里芋を食べました
(戦時中の出来事ではありませんよ「笑」)

私が子供の頃まだ家のお風呂は
五右衛門風呂でして

夕暮れ時になるとお風呂を沸かすために
かまどに火を入れます


そのかまどへ、さっさと洗った
里芋を皮のままマキの上に置き
しばし焼けるのを待ちます

芋に焦げ目がついて来たら
食べ時です

手で皮を剥いて塩を付けて食べます
ウマいーーーーー!



ちなみにこのかまどでは
風呂を沸かすついでに

なす、トウモロコシ、サツマイモなんかも
おやつに焼いて食べた記憶があります
(ものすっごい田舎でしょう~)




思い出話を語っているうちに
イカと里芋が煮えたかな?



$SOUL OF MINERVA
う~んいい感じぃ
ざっつ田舎の煮物ね



$SOUL OF MINERVA



イカは柔らかいほうが好きなので
一時間くらい煮ました~

どれ?
ううううう~ん
入れ歯のばーちゃんでも食べれるほど柔らかいわ~