2020/03/21更新
「どんなときもWiFi」は、いつでも、どこでも、なんぼでも使えるWiFi ?!
2019年の3月頃には、「ついに出ました!夢のポケットwifi」って感じでサービスが開始されました。
同類のライバルサービスがいくつも提供されている今現在でも、どんなときもWiFiは一番有名です。
競合も沢山出て来ていますので、一人勝ちというわけには行きませんが、数々の通信トラブルにも対応し実績・信頼を積んできたのではないかと思います。
しかし、2020年2月下旬に、一部?に通信障害が一週間ほど発生して、一部のユーザーの方々への補償の問題にも発展しているので、容量無制限、通信制限無しのサービスを長期間にわたって提供するというのは本当に難しいのかもしれません。
ユーザーの数がかなり増えてきたこともあるでしょうし、極端に使う方も多くなってきたのかもしれません。(勝手な憶測ですが……)
本来であれば、いつでも、なんぼでもWiFI使い放題でもちろん3日間制限などは無いハズなのですが、ユーザーによっては、一日数GBで速度が遅くなったり、一日何十ギガ使っても大丈夫な日があったりと、症状が様々なようです。
電波のエリアも、大手キャリアdocomo、au、SoftBankの合計エリアなのですが、メインはソフトバンク回線です。
月3,480円の2年定額。しかも海外でもそのまま使えて、夢のようなWiFIのハズだったのですが……、最近では、「以前のような無制限ではなくなって来ている……」という意見もあり、ちょっと残念です。
「どんなときもWiFi」のメリットと特徴
どんなときもWiFiのメリット
月額料金ですが、WiMAX2+のWiFiルーターと比較して、比較的安い部類です。初月が日割り計算で、解約月が日割りでなく満額、初期費用が3000円かかるので、総コスト2年間分から算出した平均月額は3,615円以下になります。
以前は、普通に動画をガンガンみる、PCアップデートで一度に何ギガも使うという程度であれば、1日20ギガでも30ギガでも全然大丈夫だったのですが、最近は少し不安定のようです。
元々、P2Pなどを使った大容量通信や、違法ダウンロード等によるネットワーク占有がひどければ制限されます。これは他社でも同様です。
クラウドSIMに関しては、SIMの内容を必要に応じて書き換えることができます。その結果、通信環境にあわせて最適の回線を自動で掴みます。
例えば、SoftBankの4G LTE電波が強ければSoftBank、docomoの4G LTEの電波が強ければdocomoと、端末が自動で切り替えを行います。海外使用時もこの技術で現地のSIM内容に書き換わります。
だから、ルーターの中にはSIMは入っていないんです。
どんなときもWiFiの特徴
WiMAXやポケットWiFiは、周波数帯の特質上、郊外やビル高層階だと電波が繋がりにくく、山間部だとなおさら繫がらないことが多いです。
スマホのLTE回線のプラチナバンド帯であれば、エリアも広く、しかも移動中でも利用することができます。「どんなときもWiFi」はまさにプラチナバンドも利用できるので、3キャリアのスマホが利用できるとこなら大丈夫です。(auのプラチナバンドは非対応)
登山ではドコモの携帯をすすめることが多いみたいですが、やはり登山者の実体験からdocomoを推薦しているのだと思います。ただ、憶測ですが、3キャリアから最適の回線を掴んでくれるのであれば、「どんなときもWIFI」は登山に向いているかもしれません。登山の場合は、寒さの中でも使えるかどうかも実験してみないと何とも言えませんが……あくまでも憶測です。
WIMAXの欠点を克服しているどんなときもWiFi
また、地方の田舎にも適しています。
WiMAX2+の場合、田舎の一部では、WiMAX2+も不安定で、4G LTE回線に切り替わってしまいます。この4G LTE回線(ハイスピードプラスエリアモード)は「ギガ放題プラン」に加入していても、月間上限は7GBまでで、この上限を超えると4G LTEはもちろん、WiMAX2+のスピードさえも128kbpsに制限され、かつ当月いっぱい制限されっぱなしになります。
その月は、使い物にならなくなってしまう欠点があります。
その欠点を克服しているのが、「どんなときもWIFI」なんです。
「どんなときもWiFi」のデメリットと注意点
どんなときもWiFiのデメリット
月々の端末レンタル料金は無料なのですが、レンタル品なので紛失したり壊すと損害金が発生します。他社のWiMAXやポケットWiFiを契約すると端末が1円とか無料でもらえますが、「どんなときもWiFi」の「端末D1」はレンタルなので、無くしたり、壊したり、解約時に返却できない場合は、機器損害金18,000円が発生します。
契約開始日より8日以内なら初期不良として無料で良品と交換になります。1年以内の自然故障の場合は無料での修理対応になります。
水濡れや破損などは自然故障ではないので、有償での修理になるので注意。
月400円の「あんしん補償」に加入しておけば、水濡れや落下による破損、そして1年間のメーカー保証が終わった後も補償がききます。バッテリーのへたりにも対応してくれます。
ただ契約時のみしか「あんしん補償」は加入できませんので、迷うところです。
端末D1は液晶画面とかは無いので、普通の使い方では壊れませんが、不安な方は「あんしん補償」を検討してみましょう。あと、使いすぎてバッテリーの劣化を心配している人も加入を考えた方がいいかもしれません。
「モバイル保険」というのを以前、記事で紹介したことがあったのですが、問い合わせたところ、適用されないとの旨の返答をいただきました。残念です。現在は、「 どんなときもWiFi 」が保険の対象になっているようです。(確認済み)
このモバイル保険は月額700円で、端末3台、10万円まで補償というスグレモノだったので、wifiルーター、スマホ、タブレット等を一緒に保険に入れば、700円でも安いと思っていました。
注意点としては、個別に問い合わせが必要です。どんなときもWiFiと同様のサービスが最近増えてきましたが、その全てが同じように保険対象になるわけではありませんので注意しましょう。
あと端末D1は、wifi5GHz帯のacには対応していません。これが少し残念なのですが、マンション等で使うときは、混線状態で不安定になりやすい場所があるかもしれません。
ただ、端末D1を常に近くに置いて使用すれば、問題はないと思います。
どんなときもWiFiの注意点
ずーっと先の話ですが、2年後、解約手続きをする場合、解約月の翌月5日までにレンタル端末一式を返却する必要があります。しかも到着していなければなりません。翌月5日までに、どんなときもWiFiが指定する住所に届いている必要があるんです。送料は自己負担となります。
・レンタル端末一式:本体、USBケーブル、取扱説明書、箱
届くのが遅れたり、レンタル端末一式に欠品がある場合は機器損害金として18,000円がかかるので注意しましょう。返却は本体だけでも大丈夫という噂もあるのですが、念のため用心しておきましょう。
時間的には、場所によりますが、余裕をもって5日間は見ておいたほうがいいと思います。
レンタル端末のD1の中にはリチウムイオン電池が入っているので、運送会社の判断で陸送になる可能性もあります。この場合は時間がかかるので注意しましょう。
「いつでも解約サポート」って何?
また、「どんなときもWiFi 」では、「いつでも解約サポート」を実施しています。
これは、万が一通信速度などで満足できなかった場合は、どんなときもWiFiの違約金を無料にして、他のインターネット回線へ乗換えることができるサービスなんです。
5Gサービスが新しく始まってくるので、「2年縛りはちょっと……」と思っている方も多いと思います。ここ2年の間に普及し始めるので注目するのは当然ですよね。
でも、この「いつでも解約サポート」は、予想ですが、新しく始まる5Gサービスにも当然対応してくると考えられます。あくまでも予想ですが……。
このようなサービスは他社ではありませんので、少し安心できます。