「24時間かけ放題」で困ってしまったエピソード
格安SIMを職場ですすめていた時のことです。
「24時間かけ放題はできないの？」と上司から質問を受け、「………。」答えに困りました。
そこまでは調べてなかったのです。ただ単に格安SIMに変更すれば、皆料金が安くなり喜ばれると軽く思った程度だったのです。
その上司は長電話をするタイプではなかったので、
「10分かけ放題ならあります。それで大丈夫じゃないですか？」と提案しました。
ところが、「いや、ダメなんだ。地方の母親との会話で時間を気にしながらは話せないよ」と。現在この上司はドコモの「24時間かけ放題」を利用しているとのこと。
この上司、地方で一人暮らしをしている母親（八十歳越え）がおりまして、数年前に大病されて奇跡的に回復したのは良かったものの、一人暮らしをさせておくのは心配。
せめて電話はマメにしようと、その上司は毎日安否確認の電話を入れているのですが、いつも簡単な返事ばかりで、様子はよくわからない。でも時折、ゆっくりと話しをしてくれるらしいのです。
なので、せっかく様子を話してくれる時に10分を気にしながら話すわけにはいかない、「24時間かけ放題」でじっくり腰を据えて話しを聞きたいということでした。
前置きが長くなりました。
やはり長電話がとても大事な場面てありますよね。若者同士ならLINE等で解決するのでしょうが、相手が年配の方ですと固定電話や携帯電話など操作が慣れているものを利用し、負担が掛からないようにしたいものです。
mineoには「24時間かけ放題」プランはありません
au、ドコモ、ソフトバンクのキャリアから格安SIMに乗り換えしない理由のひとつに「24時間かけ放題プラン」が用意されていないことがあげられます。
格安SIMを提供するMVNO各社のほとんどが「5分かけ放題」または「10分かけ放題」プランを用意していますが、24時間無制限はあまり聞いたことがありません。
キャリア3社ですと、プラス千円～二千円くらいで24時間かけ放題になりますので、それを考えると格安SIMへ乗り換えは難しくなります。
5分あるいは10分以上の通話が多くなると通話代が高額になり、むしろキャリアの方が安くなるからです。
「電話24時間かけ放題プラン」を用意されているMVNO
全くないわけではありません。
あまり知られてはいませんが、以下3社でサービスを提供しています。
・QTモバイル
・ワイモバイル（MVNOではなく、実はキャリアですが、料金が安いのでMVNOとして分類）
・イオンモバイル
QTモバイル
ドコモ回線 3ギガ ＝990円/月（13ヶ月以降 1550円）
無制限かけ放題 ＝ 2500円/月（キャンペーン中は6ヶ月間2250円）
990＋2250＝3240円（6ヶ月間） その後6ヶ月は3490円
13ヶ月以降 1550円＋2500円＝4050円
ワイモバイル Y!mobile
プランS（3ギガ）＝ 1706円/月（13ヶ月以降 2786円）
スーパー誰とでも定額 ＝ 1080円
1706円＋1080円 ＝ 2786円（12ヶ月間）
3866円（13ヶ月以降）
SIM単体よりもスマホセットの方がオトク感あります。
イオンモバイル
050IP電話サービスを利用した、電話かけ放題サービスです。
国内であれば24時間、何時間でも通話し放題！
データ通信のみのプランでも利用できます。
データ1Gプラン 480円 ＋ 050かけ放題 1500円 ＝1980円
1980円で、24時間かけ放題です。
こちらは、IP電話なので、音質が若干落ちますが、用途によってはこれで十分と言う人も多いと思います。