麺むすびの釜バター(香川県高松市)
讃岐うどんの凄さは、なんちゃら製麺みたいな某有名チェーン店では絶対に味わうことができないと断言する。
美味いは舌だけで感じるものじゃない。
それを堪能するためには舌で感じる味以外に美しく盛られた刺身の見た目や、うなぎを焼く香り、そしてジューッと肉が焼ける音や季節の肌で感じる温度、いわゆる五感全てが必要だと信じて疑わない。
五感を総動員した上で美味いは「心」で感じるものだ。
高松市の麺むすびで釜バターを手繰る。
どうしても久しぶりに釜バターを喰らいたいと営業中、地元後輩営業マンに駄々をこねた。
出来る営業マンはニーズを見逃さない。
春休みに入って観光客が増えても、昼時並ばずに美味い釜バターを手繰れる店に案内してくれた。
釜バターってのはいわゆる釜玉(釜揚げうどんに生卵を合わせたもの)にバターを乗せてあらびき胡椒を降った讃岐うどんのこと。
これに出汁醤油をかけてグリグリと箸で混ぜ手繰ります。
うまーい!
艶々と色っぽくコシが強い熱々うどんにまとわりつく溶き卵。
バターと醤油が合わさったなんとも言えない香ばしく食欲をそそる香りが鼻にフワッと抜けていく。
讃岐うどんが凄いのは飲み込んだうどんが食道を通りながら、まるで一本の太い糸が細く細く何本にもほどけていくような感じがするところ。
二玉頼んだけどあっという間に手繰り、飲み干した。
五感総動員で一杯の丼を堪能した。
大好きだ、讃岐うどん。
ごちそうさまでした。
サンキュー。。。



