鳥椀の親子丼(愛知県名古屋市)
今年6年生になるセガレが髪を伸ばしたいと言い出した。
今までは坊主頭より少し長め、いわゆるスポーツ刈り的な男の子らしい髪型だったのに。
「梅雨で寒いから伸ばしたい」と言い訳がまたかわいい。
まだまだ子供だけど、いよいよ思春期の入口に立ったのだと何だか嬉しくなった。
名古屋で美味い親子丼を喰らった。
会社の後輩がとにかく美味いと絶賛するお店で。
せっかくなので店イチオシの幻のコーチン親子丼を注文。
親子丼で1800円…
少し悩むも名古屋コーチンなら逆に割安かと判断。
料理は味の前に見た目、匂いが大切だと思う。
運ばれて来た桶のような器に盛られた幻を目の当たりにして、己の判断が正しかったことを確信した。
眩しいくらい美しいオレンジ色の黄身をスプーンで潰し、贅沢な大きさにカットされたコーチンに纏わせいただく。
うまいわぁ。
噛み締めると程よい弾力が気持ち良い。
次に溢れ出るコーチンの肉汁、濃厚な卵の旨味と甘い出汁の風味が合わさり、なんとも言えない幸福感が押し寄せる。
この幸福感は親のコーチンの身を子の卵が包み込む感じから生まれのだと思う。
我が家のセガレと私の関係もこれと同じだなと、ふと考えた。
親は子を育てる、そして子は親を活かす。
これからも最高に美味いこの親子丼のような父と子でありたい。
ごちそうさまでした。
サンキュー。。。





