大とらの焼きそば(京都府京都市)


旅人が宿を探し、日が暮れた森を彷徨い歩いていると一軒の灯りを見つける。


訪ねてみると優しそうなお婆さんが現れ食事を振る舞い、寝床まで用意してくれた。


真夜中にふと目が覚めるとシュコーシュコーと何やらおかしな音が聞こえる。


恐る恐る襖の隙間から覗くとあの優しいお婆さんが鬼婆となり包丁を研いでいた。


有名な昔話をふと思い出した。



23時。


京都五条駅近くで一杯引っ掛け、ラーメンで〆たいなぁと底冷えする街をふらふらと彷徨い歩く。


ふと不思議なお店を見つけた。



ぼぅっとサッシから漏れる灯り。


何かのお店なのか営業中の札が掛けてある。


覗くとカウンターと鉄板が見える。


興味半分で入店すると福々しいお母さんが笑顔で迎えてくれた。


焼きそばと餃子しかできないよ、と。



聞くと御歳90、卒寿だとのこと。


この時間に少しギョッとしながらも焼きそばとビールを注文。





瓶ビールを飲みながら焼きそばの出来上がりを待つ。



店内を見渡すと芸能人のサインが溢れている。



おっ、と思うくらい美味しい焼きそばを手繰りながらお母さんの昔話を聞く。


卒寿になっても離れて暮らす息子を想う優しいお母さんの作る焼きそばに癒された。



カラカラとサッシを開けた時、冒頭の鬼婆の話を思い出したことを激しく反省。


夜中の3時まで営業している大とら。


罪滅ぼしとお母さんの顔を見に京都の〆はしばらくここに通うことにした。


ごちそうさまでした。























サンキュー。。。


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